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2020-01-22

13階段

★★★+(3.5)
w13階段
鑑賞No:01243
製作:2003年/日本/122分
監督:長澤雅彦
出演:反町隆史/山崎努/笑福亭鶴瓶/田中麗奈

傷害致死罪で3年の刑に服し、4ヶ月の刑期を残して仮釈放された三上純一は、服役していた刑務所の刑務主任・南郷に、ある死刑確定囚の冤罪を晴らす調査を手伝って欲しいと頼まれる。調査を依頼したクライアントの仲介役の弁護士・杉浦の提示した報酬は、一千万円。迷う三上だが、逼迫した家計の助けになればと、仕事を引き受ける・・・・。

高野和明の同名ベストセラー小説の映画化。それぞれ過去に心の闇を持つ刑務所主任と元服役囚。意外な組み合わせの2人がある殺人事件の犯人として死刑が確定している男のえん罪を晴らそうと調査に当たる。死刑制度の矛盾と是非を問いながら、刻々と迫る死刑執行。サスペンス性もある重厚なドラマとして観る者に考えさせられる作品。リアリティを追求した死刑執行シーンが見もの。

劇場公開日 2003年2月8日

(予告編なし)

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2020-01-21

コール

★★+(2.5)
wコール
鑑賞No:01255
原題:Trapped
製作:2002年/アメリカ/106分
監督:ルイス・マンドーキ
出演:ダコタ・ファニング/シャーリーズ・セロン

オレゴン州ポートランドで麻酔医の夫ウィルと6歳の娘アビーと共に幸せな生活を送る主婦カレン・ジェニングス。だがウィルがシアトルへ出張に出かけた日、アビーが見知らぬ男のジョーに連れ去られてしまう。そして、アビーはジョーの従兄弟マーヴィンによって監禁され、ジョーはカレンにアビーを誘拐したことを告げる。一方、ウィルはジョーの妻シェリルによってホテルに監禁されてしまい、家族3人は3人の誘拐犯の手によって別々の場所に軟禁されてしまうことになり・・・。

家族3人が犯人3人にそれぞれ別の場所に軟禁されるという、設定としては興味ある展開が期待できるものだった。犯人たちもこの方法で完全誘拐を成立させていると自慢しているが、よくよく考えると、完全犯罪とは逆行したリスクの高い手で、実際に次々とボロは出るわ、突っ込みどころはあるわで、プロフェッショナルどころか、素人犯罪丸出しの内容。設定が面白そうだっただけに残念。

劇場公開日 2003年12月20日



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2020-01-20

ターミネーター ニュー・フェイト

★★★★(4.0)
wターミネーター ニュー・フェイト
鑑賞No:02954
原題:Terminator: Dark Fate
製作:2019年/アメリカ/129分
監督:ティム・ミラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン

人類滅亡の日である「審判の日」は回避されたが、まだ危機は去っていなかった。メキシコシティで父と弟とごく普通の生活を送っていた21歳の女性ダニーのもとに、未来から最新型ターミネーター「REV-9」が現れ、彼女の命を狙う。一方、同じく未来からやってきたという女性戦士グレースが、ダニーを守るためにREV-9と壮絶な戦いを繰り広げる。何度倒しても立ち上がってくるREV-9にダニーとグレースは追いつめられるが、そこへ、かつて人類を滅亡の未来から救ったサラ・コナーが現れる・・・・。

シリーズ6作目となる「ターミネーター」シリーズだが、1作目、2作目の正当な続編として製作された本作。これにより、長年不評により続編としてあからさまに無視され続けてきた「ターミネーター3」は正式に続編ではなくなった。本作は、正式な続編を名乗るとおり、シュワちゃんやリンダ・ハミルトンの登場でその雰囲気を出している。単純に観る限りは結構楽しめた。しかし、内容がチグハグで、これが興行成績の悪さにも出ているよう。特にシリーズ人気を決定づけた2作目をかなり意識してか、至る所で2作目の焼き回しのようなシーンが目立つ。年配者には懐かしく、若い人には新鮮だったかもしれないが、作品としては続編というより、リメイク感が強かった。とはいえ、CG技術は群を抜いていた。CG技術のすごさを肌で感じた最初の作品が「ターミネーター2」だったが、本作もその驚きは再現された。全編に及ぶCGシーンもすごいが、特に驚いたのが冒頭のシーン。ジョン・コナーがサラの前でターミネーターに殺されるシーンだが、この3人、最初はよく似た俳優(もしくは一般人)にメイクやCGでそれらしく見せて撮影したのかと思いきや、3人ともフルCGと聞いて超ビックリ!CG技術もここまできたかと驚嘆した。ただ、これまでストーリーの核だった「ジョン・コナーを守ること」がオープニングであっさり否定されてしまうのはいかがなものであろうか?それによって未来は変わり、本作に繋がるストーリーになるわけだが、タイムパラドックスではないかと思われるシーンがいくつかあり、ちょっと納得がいっていない作品である。

劇場公開日 2019年11月8日



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2020-01-19

間違えられた男

★★★+(3.5)
w間違えられた男
鑑賞No:00229
原題:The Wrong Man
製作:1956年/アメリカ/105分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ヘンリー・フォンダ/ベラ・マイルズ

貧乏バス演奏者のマニイは妻の歯の治療費を工面するため、保険会社に借金に行く。しかしそこの窓口係に強盗犯人と間違われ、マニイは警察に連行されてしまう。強盗犯人の顔とマニイの顔はそっくりで、筆跡まで酷似していたため犯人と断定され独房行きとなる。なんとか姉の奔走で保釈金によりマニイは釈放されるが、無実の罪を証明するため、弁護士を雇うことに・・・・。

これはいつものヒッチコック作品と思ってみるとガッカリする。いつものスリラーやホラーとは若干違い、誤認逮捕された男の不安や恐怖は描かれているが、あまり謎解きの要素はない。無実の罪なのに逮捕され、その容疑を覆す術のないとき、善良な市民の見方であるべき警察が、いいようのない国家権力の巣窟で無力な個人ではとても太刀打ちできないという空しさを感じてしまう、そんな映画。最近の邦画であった「それでもボクはやってない」が印象として近い。

劇場公開日 1957年6月19日



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2020-01-18

マイライフ・アズ・ア・ドッグ

★★★(3.0)
wマイライフ・アズ・ア・ドッグ
鑑賞No:00228
原題:Mitt liv som hund
製作:1985年/スウェーデン/102分
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:アンキ・リデン/ラルフ・カールソン

1950年代末のスウェーデン。海辺の小さな町に住む12歳の少年イングラムは、病気の母親の元を離れ、叔父が暮らす田舎の村へ行くことになった。個性的な村人たちに囲まれて過ごす楽しい日々。しかし、そんな彼の上にも現実は重くのしかかる・・・・。

若い頃、銀座のミニシアターで上演されていたのを鑑賞した。ミニシアター上演だけれど、第60回アカデミー賞最優秀監督賞にノミネートされるなど知名度は高かった作品。思春期の少年の目線で物語は描かれており、なんだか妙に懐かしさを感じさせる。

劇場公開日 1985年12月24日



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2020-01-17

ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ…

★★★(3.0)
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鑑賞No:00227
原題:Poltergeist 3
製作:1988年/アメリカ/98分
監督:ゲイリー・A・シャーマン
出演:トム・スケリット/ヘザー・オルーク

親元を離れシカゴに住む叔父と叔母のもとで新しい生活に胸ふくらませるキャロル・アンは、しかしある日、ふとしたことからあのケイン牧師の姿を見てしまい、不吉な胸騒ぎを覚える。そして彼女の予想通り、異常な現象は続発する。やがてポルターガイストは、三度キャロル・アンに襲いかかり・・・・。

2作目は観ずに3作目を観たけど、それは何の問題もなかったが、いつものごとく1作目よりも悪くなる(面白くなくなる)パターン。相変わらず、ホラー映画なのに怖くはない。ただ、撮影直後、主演の少女役を演じたヘザー・オルークが急死したことのほうが恐ろしい。ほかにもシリーズ出演者3名が急死するなど、映画を上回る恐怖感を与えられ、「呪われた映画」とも言われた。しかし、商魂逞しい米映画、ちゃっかりこの不幸を映画PRに使うあたり、驚きを超えて呆れてしまう。

劇場公開日 1988年6月25日



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2020-01-16

リップヴァンウィンクルの花嫁

★★★★(4.0)
wリップヴァンウィンクルの花嫁
鑑賞No:02953
製作:2016年/日本/180分
監督:岩井俊二
出演:黒木華/綾野剛/Cocco/原日出子

SNSで知り合った鉄也と結婚することになった派遣教員の皆川七海は、親族が少ないため「なんでも屋」の安室に結婚式の代理出席を依頼して式を挙げる。しかし、新婚早々に鉄也が浮気し、義母から逆に浮気の罪をかぶせられた七海は家を追い出されてしまう。そんな七海に、安室が月給100万円という好条件の住み込みのメイドの仕事を紹介する。そこで知り合った破天荒なメイド仲間の里中真白と意気投合した七海だったが、真白は体調がすぐれず日に日に痩せていく。そんなある日、真白はウェディングドレスを買いたいと言い出す・・・・。

GYAOで配信されていたのを何気に鑑賞。観ている途中で180分という長尺であることにビックリ。本作は大きく分けて、2つの設定(世界)に分けられる。一つは、七海はSNSで知り合った鉄也と結婚するが、鉄也の不倫が原因で離婚することに。しかしこのとき逆に不倫の罪をかぶせられ、家を追い出される前半部と、もう一つは家を追い出だされて行く当てもなくなった七海が安室にアルバイトを紹介され、そこで真白と意気投合し、その後、月給100万円という法外なアルバイトも一緒にすることになる後半部。まったく違う世界での七海の波乱万丈な人生が描かれている作品かと思いきや、2つの世界に共通して出てくる「何でも屋」の安室により、巧妙に仕掛けられた罠だった。ただ、この安室、得体の知れぬ男で謎が多い。すべては仕事、お金のためだろうが、その目的を除けば、七海に対して実に誠実だ。この誠実さはラストまで続く。あと、2つの世界が描かれているといったが、名前もそれぞれが現実世界の名前とネット上での2つ以上を持って使い分けているのも特徴的。その中で最後まで姿を現さない「ランバラル」が誰かなのは謎。

劇場公開日 2016年3月26日



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2020-01-15

ポルターガイスト

★★★(3.0)
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鑑賞No:00226
原題:Poltergeist
製作:1982年/アメリカ/114分
監督:トビー・フーパー
出演:クレイグ・T・ネルソン/ジョベス・ウィリアムス

クエスタ・ベルデ・エステーツなる郊外の宅地開発の行なわれた1区画に住む、不動産会社勤務のスティーヴ一家に不思議な一連の出来事はある夜、始まった。放送が終了して何も写ってないTV画面と5歳の末娘キャロル=アンが、言葉を交わしていたのだ。さらに翌日、再びTVは彼女を呼び出し、家はゆれ、霊のようなものがTVから飛び出した。それ以降、家では奇妙な現象が頻発するようになり・・・・。

「ポルターガイスト」とはドイツ語で「騒がしい霊」という意味の合成語。心霊現象の一種ともされ、特定の場所で誰も手を触れていないのに物体が移動したり、モノをたたく音が発生するなどの減少が繰り返し起こることをいう。そんな現象に悩まされる一家の恐怖を描いた作品。実際に自分の身の回りで起こった場合は怖いかもしれないが、映画映像として観ると大して怖くはない。人が死ぬこともなく、ホラー映画としては怖さのレベルは低い。

劇場公開日 1982年7月17日



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2020-01-14

ボルサリーノ2

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00225
原題:Borsalino and Co.
製作:1974年/フランス/110分
監督:ジャック・ドレー
出演:アラン・ドロン/リカルド・クッチョーラ

僚友フランソワ・カペラを失ったロッコ・シフレディは哀しみを隠そうとはせず、その表情にはある硬い決意もうかがわれるようだった。それから三ヵ月後、フランソワの復讐をとげるつもりのロッコをファンティ警部が訪ねて来て、フランソワ殺害の黒幕はマフィアのボルポーネ兄弟の弟の方のラルティグだと告げた。ロッコはただちに腹心の部下フェルナンを伴って始末した。この事件を契機にロッコとボルポーネの血で血を洗う抗争の幕が切って落とされる・・・・。

私が子供の頃、2枚目映画スターの代名詞はアラン・ドロンだった。そして私が観たドロンの映画の中でそれを証明している象徴的な映画がこの作品だ。前作はジャン・ポール・ベルモンドと2枚看板で出演していたが、ラストでベルモンドが演じていたカペラが殺される。そのため、本作はその復讐が主体となるが、1人になってもその輝きが萎むどころか、より痺れるクールさを見せる。「太陽がいっぱい」は名作だと思うが、個人的にはアラン・ドロンの代表作は1作目と併せた「ボルサリーノ」である。

劇場公開日 1975年2月8日



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2020-01-13

ボルサリーノ

★★★★(4.0)
ボルサリーノ
鑑賞No:00224
原題:Borsalino
製作:1970年/フランス、イタリア/125分
監督:ジャック・ドレーン

1930年のマルセイユ。刑期を終えて出
出演:ジャン・ポール・ベルモンド/アラン・ドロ所してきたシフレディは、自分を密告した男を手下と共に襲い復讐する。さらに馴染みの女に会いに行くが、そこで出会った男・カペラと殴りあいになるものの、意気投合し、奇妙な友情で結ばれる。やがて二人はマルセイユを支配している親分を倒し、マルセイユを支配しようとするが・・・・・。

フランスの2大スター、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドの夢の共演が話題となった作品。ストーリーは割と単純で、チンピラやくざの2人が男の野望とロマンをかけて次第にのし上がっていくというもの。70年代の映画なので、ちょっと小恥ずかしい、喜劇のようなシーンもあるが、全体を通して2人の男らしさ、男の美学を感じさせる。アラン・ドロンのクールさとベルモンドの軽薄さも対照的だが絶妙の組み合わせで面白い。タイトルの「ボルサリーノ」は2人がかぶる帽子のブランド名。

劇場公開日 1970年6月13日



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2020-01-12

引っ越し大名!

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02952
製作:2019年/日本/120分
監督:犬童一心
出演:星野源/高橋一生/高畑充希/山内圭哉

姫路藩書庫番の片桐春之介は人と接するのが苦手で、いつも書庫にこもり書物にあたっていた。幕府から豊後(大分県)の日田への国替を言い渡された藩主の松平直矩は、度重なる国替からの借金と、これまでにない遠方への引越し、さらに減棒と、国の存亡が危うくなるほどのピンチに頭をかかえていた。この国難を乗り切れるかは、国替えを仕切る引っ越し奉行の腕にかかっていたが、前任者は激務が原因ですでに亡くなり、国替のノウハウも失われていた。そんな中で、書物好きなら博識だろうという理由から、春之介が引っ越し奉行に任命されてしまう・・・・。

昔の時代劇というと、正義と悪がはっきりしていて、最後は正義が悪を倒すというのが常套手段だったが、最近の時代劇はこれまでにない側面から切り取って作るというのが流行っているみたいだ。特に「武士の家計簿」「利息でござる」「決算!忠臣蔵」といった金銭面をテーマにしたものが増えている。本作は国替えを1つのプロジェクトとして扱っているが、大事な予算管理、スケジュール管理といった側面から描かれている。もはや時代劇というよりは、ビジネス映画と言ってもよいのではないだろうか。テーマは斬新で期待も膨らむところだったが、ストーリーはあまり起伏のない展開で、大変なプロジェクトの割には思ったほどの苦労が感じられず、割とすんなり国替えが行われてしまうので、チョット拍子抜けする。

劇場公開日 2019年8月30日



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2020-01-11

ポリスアカデミー5/マイアミ特別勤務

★★(2.0)
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鑑賞No:00223
原題:Police Academy 5: Assignment Miami Beach
製作:1988年/アメリカ/90分
監督:アラン・マイヤーソン
出演:ババ・スミス/マイケル・ウィンスロー

定年を間近に控え、失意の日々を過ごしているラサール校長の姿に見かねたハイタワーたちポリス・アカデミーの卒業生は、永年勤続の表彰をうける校長に同行し、マイアミへ向かうことになった。一行は、ラサール校長の甥である刑事部長ニックに出迎えられるが、空港で校長はトニーを主犯とするダイヤモンド強奪一味と自分のバッグを取り間違えてしまう・・・・。

シリーズも5作目となり、本作の顔だったスティーヴ・グッテンバーグが降板したというチャレンジ精神には一定の評価はするものの、その代わりになるべきキャラクターが不在のため、作品としてはもう纏まりのないグダグダなものになっている。やはり、シリーズ4作目でレビューした通り、マンネリ化のツケが回ってきた感じ。

劇場公開日 1988年7月2日



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2020-01-10

ポリスアカデミー4/市民パトロール

★★★(3.0)
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鑑賞No:00222
原題:Police Academy 4: Citizens on Patrol
製作:1986年/アメリカ/88分
監督:ジム・ドレイク
出演:スティーヴ・グッテンバーグ/ババ・スミス

パトカーで警備中のマホニーとジョーンズ。ポリス・アカデミーの校長ラサールから、突然の集合命令がかかった。定年近いラサールは、往年の夢である市民の自警団を組織するというのである。ポリアカ・メンバーに課せられた使命は、自警団員の募集だ。タックルベリーとキャラハンは老人ホームヘ、マホニーとジョーンズは札付きの悪童たちを、ゼッドは女性サークルへと、それぞれ勧誘しに行くことになったが・・・・。

やはりシリーズ1作目が新鮮で一番面白く、その後はその余波で観ていた感があるが、シリーズも4作目にもなると、新鮮さもかなり薄れ、ストーリーもマンネリ化し、ギャグもわざとらしくさえ見えてくる。過去のキャラクターに依存しすぎており、新たなキャラクターの積極的な登場をしなかったツケが本作当たりから見られ出した感じ。舞台は警察学校なんだから、毎回新たなキャラクターで製作するぐらいのチャレンジ精神があってもよかった。

劇場公開日 1987年6月13日



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2020-01-09

ポリスアカデミー3/全員再訓練!

★★★(3.0)
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鑑賞No:00211
原題:Police Academy 3: Back In Training
製作:1986年/アメリカ/83分
監督:ジェリー・パリス
出演:スティーヴ・グッテンバーグ/ババ・スミス

お馴染みマホニーやジョーンズ、ハイタワー、タックルベリーらが卒業したポリス・アカデミーが廃校になるかもしれないという噂が流れる。校長のラサールは教え子に助けを求め、OBたちはそれに応じてラサール校長のもとに集まってくるが・・・・。

お馴染みポリアカ・シリーズのメンバーに加え、今回は新たに新人たちが絡んでくるが、これまたとんでもない連中ばかり。キャラが増えて新鮮になった反面、一人ひとりのキャラは薄れてしまった感はある。より個性の強いキャラは強調される傾向にあるが、主役のマホニーは存在が薄れつつある感は否めなくなっている。相変わらず軽いノリで、バカバカしいギャグ満載だが、気楽に楽しめる。

劇場公開日 1986年7月19日



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2020-01-08

ポリスアカデミー2/全員出勤!

★★★(3.0)
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鑑賞No:00220
原題:Police Academy 2 Their First Assignment
製作:1985年/アメリカ/87分
監督:ジェリー・パリス
出演:スティーヴ・グッテンバーグ/ババ・スミス

ラサール署長の管轄する地区は全米で最悪の犯罪地区だった。そのため彼は、その元凶であるその地区の凶悪な暴走族を一網打尽にしようと優秀な警察官の配属を望んでいた。そこで、警察学校の校長をしている兄に相談したところ、6人の新任警察官が選ばれた。だが選ばれたのはマホニーをはじめ、怪力ハイタワーや拳銃狂タックルベリー、人間効果音ラーヴェルらだった・・・。

1作目の主要メンバーがそのまま登場する続編。舞台も警察学校から実際の勤務場所になって興味津々で、ドタバタぶりは相変わらず。また各キャラクターの個性もはっきり確立してくる。ただ、ポリ・アカの笑いのキーポイントであったハリス教官が出てこないのが寂しく、やや笑いがパワーダウンしたような印象を受けてしまう。それでも気楽に観る映画としては最適。

劇場公開日 1985年7月6日



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2020-01-07

ポリスアカデミー

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00219
原題:Police Academy
製作:1984年/アメリカ/96分
監督:ヒュー・ウィルソン
出演:スティーブ・グッテンバーグ/キム・キャトラル

ある都市の女性市長が、警察官採用にかかるすべての制限を撤廃した。これによりとんでもない志願者が殺到することになる。鬼教官ハリスは、彼らをしごき上げることで不良志願者を追い出そうとするが・・・。

警察学校を舞台にしたコメディ。“ポリアカ”シリーズの記念すべき第1作。イタズラ好きのブタ箱入り寸前男、拳銃狂、効果音男など個性あふれるキャラクタが警察学校の志願者としてやってきてドタバタを展開。ところどころにお色気や下ネタもあり、飽きさせない。コメディの基本はアメリカ的で、日本人的文化にそぐわずアメリカ人ほど笑えないところもあり必ずしも洗練されたコメディとまではいえないが、まずまずは楽しめる作品。

劇場公開日 1984年10月6日



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2020-01-06

ボディガード

★★★(3.0)
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鑑賞No:00218
原題:The Bodyguard
製作:1992年/アメリカ/135分
監督:ミック・ジャクソン
出演:ケヴィン・コスナー/ホイットニー・ヒューストン

世界屈指のボディガートといわれているフランク・ファーマーは歌手で女優のスーパースター、レイチェル・マロンの護衛を依頼される。最近彼女の身辺で不穏な事件が起こり、脅迫状まで届けられていたからだった。最初は険悪な関係だった二人だが、ライブ中に襲われたレイチェルをフランクが救ったことから、レイチェルは次第に心を開きはじめ、やがて愛情が芽生え始める・・・・。

ありきたりなラブ・ストーリーだが、当時人気絶頂のケヴィン・コスナー主演ということと、ホイットニーが歌う「I Will Always Love You」の大ヒットで何となく有名になった映画。ボディガードという職業にスポットライトを当てた点は面白く、職業柄、アクション性とサスペンス性は出てくるのでそれなりには楽しめるが、やはり内容的にはありきたりで、ケヴィンとホイットニーのためだけの映画ともいえる。しかし共に自分の職業に対する自覚と責任が強く、ラストはそれに従ってしまうあたりは少しジ~ンときた。ちなみにtakusyun夫婦の結婚式での入場曲がこの「I Will Always Love You」でした。

劇場公開日 1992年12月5日



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2020-01-05

パラレルワールド・ラブストーリー

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02951
製作:2019年/日本/108分
監督:森義隆
出演:玉森裕太/吉岡里帆/染谷将太/筒井道隆

脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史と三輪智彦は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバルだ。ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は、崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子だった。そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた・・・・。

東野圭吾の異色恋愛小説の映画化。原作は読んでいないが、タイトルから勝手にSFラブロマンス的な内容かと思っていたが、蓋を開けてみるとチョット違っていた。SFラブロマンスというよりは、どちらかというとホラー・サスペンスに近いような感じ。というのも、タイトルに惑わされたからだ。「パラレルワールド」の個人的な理解としては、「現実のある時点から現実とは違う世界が現実と同じ時間軸で並行して存在するもの」というものであり、端的に言えば、「この時、〇〇をしていれば・・・・」といったIF(もしも~)に対する答えの世界というものを想像していた。冒頭のシーンでいうと、並走する電車の窓から見える女性に対して「告白できる・告白できない」という結果の分岐によるパラレルワールドの存在を期待して観ていたが違った。また、本作のストーリー展開において時間軸の説明がなく、時間軸がコロコロ変わるという分かりにくさがあった。これも、本作がホラー・サスペンス映画に変貌していく布石なのだが、それは途中までわからない。ただ、最後にわかるのは、決してホラー・サスペンス映画ではなく、友情・愛情をテーマにした作品ということだ。

劇場公開日 2019年5月



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2020-01-04

ザ・ファブル

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02950
製作:2019年/日本/123分
監督:江口カン
出演:岡田准一/木村文乃/山本美月/福士蒼汰

超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブルは、育ての親であるボスから、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したらボスによって処分されてしまうという厳しい条件の中、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコと兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんな中、偶然知り合った女性ミサキがある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗り込んでいく・・・・。

2017年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミックの実写映画化。相手を6秒以内に倒すという超人的な殺人能力がある天才的な殺し屋ファブルが殺しを封印し、一般社会に溶け込んで生活するというミッションを体験するストーリー。恐るべき殺人能力を持ちながら、一般社会のことは何も知らないというギャップが面白い。よく似た設定の作品としては殺し屋ではないが、ポール・ホーガン主演の「クロコダイル・ダンディー」が近いだろうか。ともかく強い。ただ面白いのはそんな超人的な強さを誇るファブルが実は猫舌だったり、時給800円のアルバイトをしていたり、三流芸人・ジャッカル富岡のファンだったりと、殺し屋とは思えない横顔があること、さらにそんなジャッカルを、これまではクールな役どころが多かった岡田准一が演じているという更なるギャップである。脇を固める俳優陣も豪華で、福士蒼汰や向井理のワル役も見もの。

劇場公開日 2019年6月21日



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2020-01-03

ザ・タンク

★★(2.0)
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鑑賞No:02949
原題:The Tank
製作:2017年/アメリカ/85分
監督:ケリー・マディソン
出演:ジャック・ダベンポート/マルグリット・モロー

火星探査訓練のためタンク内に密閉された宇宙飛行士6人が思わぬ恐怖に襲われる様子を描いたシチュエーションスリラー。2012年、地質学者のジュリア、社会学者のトム、元空軍パイロットのウィル、臨床医のルーク、医学博士のネリー、元海兵隊員のデーンという6人の宇宙飛行士が、アメリカ史上最も過酷な宇宙ミッションに挑むため、南極のタンク施設「ICE-SAT5」で471日間の模擬訓練を行なうことに。閉ざされた空間で6人きりで過ごすうちに、彼らは現実と訓練の境界線を見失っていき・・・・。

面白そうな設定だなと思って、予備知識はなかったが期待して見始めたが、何とも期待外れな作品。経歴は必ずしもプロとは言えないが、少なくとも6人は宇宙飛行士として訓練を受けたはず。それが長期間の密閉空間での訓練とはいえ、言うほど現実と訓練の境界線を見失うものだろうか? 果たして、訓練中は特筆すべき事件は起こっていない。起こったのはチョコレートの盗みとポーカーに負けた奴がブチ切れる事件だけ。普通の生活においてもショボい事件だ。そして本当の事件が起こるのは人間関係がギクシャアクしだした訓練中ではなく、訓練最終日。いろいろ訓練ではあったけど、これで終わりねと言っている中で一人が突然、暴挙に出る。いよいよ始まるかと思ったが、そのきっかけがイマイチよくわからない。全く持って理解不能な理由で銃を振り回し、一人を撃ってしまう。その死というわけでもない。発作による病死、自殺、事故死など死因も明白。よって、結論は何だったのかわからない映画ということ。あえて言うなら、予算消化のための杜撰な計画による事故といえるが、この映画自体がそうじゃないの?と言いたい作品。

劇場公開日 2018年1月9日



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2020-01-02

ジョーカー

★★★★(4.0)
wジョーカー
鑑賞No:02948
原題:Joker
製作:2019年/アメリカ/122分
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ

アーサー・フレックはコメディアンを夢見る心優しい男。母親から「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」と教わった彼は、大都会で大道芸人として暮らしながら、いつの日か世界中に笑顔を届けようと心に誓う。しかし、周囲から冷たい反応や暴力を受け、しだいに精神を病んでいった彼は、自ら施したピエロメイクの悪“ジョーカー”へ変貌を遂げる・・・・。

「バットマン」の適役としてこれまでジャック・ニコルソンやヒース・レジャーなどが演じてきたジョーカーの誕生秘話を描いた作品。DCコミックス作品としては初めてベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞している。母親思いで、コメディアンを目指して大道芸人として細々と生きているアーサーが次第に狂気を帯びていく様子が克明に描かれているのだが、何といってもその狂気ぶりを主演のホアキン・フェニックスが恐るべき演技力で演じ切っている。「バットマン」のスピンオフ作品のような形だが、雰囲気や作風は「バットマン」とは違う。「バットマン」も陰のある、全体的に暗い作品ではあるが、本作は暗いというより得体のしれない恐怖が常に付きまとう作品である。ただ、ラストで「バットマン」ストーリーにつながるようになっている。

劇場公開日 2019年10月4日



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2020-01-01

泣くな赤鬼

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02947
製作:2019年/日本/111分
監督:兼重淳
出演:堤真一/柳楽優弥/川栄李奈/竜星涼

日に焼けた赤い顔、鬼のような熱血指導から、かつては「赤鬼」と呼ばれていた城南工業野球部監督・小渕隆。しかし、甲子園出場の夢はかなうことなく、10年の歳月が流れた。あの頃のような野球への熱い思いは衰え、身体にもガタがきている50代の疲れた中年となった赤鬼は、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之=愛称ゴルゴと偶然再会する。類まれなる野球センスを持ちながら、努力もせずに途中で挫折し、高校を中退したゴルゴも、今では20代半ばとなり、妻と息子の3人で幸せな家庭を築く、一人前の大人に成長していた。しかし、ゴルゴが若くして末期がんにより余命半年であることを知った赤鬼は、ゴルゴのためにあることを企画する・・・・。

重松清の同名短編小説の映画化。赤鬼役の堤真一とゴルゴ役の柳楽優弥の見事な配役に尽きる作品。一方は若い頃熱血教師だった男が草臥れた中年教師となり、もう一方は高校生の頃は自分の才能にうぬぼれてツッパっていた少年が立派な大人となっていた。そんな二人が再会し、次第に打ち解けていく様子を描いている。ただ、物語はそれだけではなく、ゴルゴが末期がんということで、生きた証をどう幼い我が子に残すかということを模索する姿が並行して描かれる。全体的にはありふれたストーリーだが、二人の苦悩する姿には心打たれる。ちょっとしたボタンの掛け違い、コミュニケーション不足が人生を変えてしまう一例である。長い年月を経て心打ち解け、真実を吐露すると、何てことはなかったことが分かるのに・・・といった感じかな。

劇場公開日 2019年6月14日



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2019-12-31

スポットライト 世紀のスクープ

★★★★+(4.5)
wスポットライト 世紀のスクープ
鑑賞No:02946
原題:Spotlight
製作:2015年/アメリカ/128分
監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ/マイケル・キートン

2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは強気に押し切っていく。こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。そして地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが・・・・。

実話を基にした、新聞記者たちのジャーナリズム魂と不屈の執念を描いた実録サスペンス。第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞2冠に輝いた。神父による衝撃的なスキャンダル事件がテーマにも関わらず、ドロドロした雰囲気は一切感じられない作品。それは真実を追求する記者たちの信念に依るものだろう。その一途な思いが高じて意見が分かれたり対立したりはするが、それはその時だけで、後には残らないため、不愉快な気持ちにはならず、爽やかに最後まで観れる。また、登場人物は皆、基本紳士的な言動なので嫌みもない。だからといって不快感がないわけではない。不快感は個々人に対してではなく、協会という一種独特で特別な組織の持つ得体の知れない強大な権力に対して行きようのない憤りが感じられるのだ。これは実話なので、なおさらである。それ故、事件をスクープしたときは拍手喝采、大いに盛り上がるかと思ったが、残念ながらそれは無く、最後まで大人げある、紳士的な映画だった。

劇場公開日 2016年4月15日



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2019-12-30

ホット・ショット

★★★(3.0)
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鑑賞No:00217
原題:Hot Shots!
製作:1991年/アメリカ/85分
監督:ジム・エイブラハムズ
出演:チャーリー・シーン/ケイリー・エルウェス

20年前、あるジェット戦闘機が飛行中に事故を起こした。後部席のパイロットは脱出するが、前部席のパイロットは脱出装置が働かず墜落、ようやく席から逃げ出したものの、そこは狩猟地区でハンターに撃ち殺されてしまった。その不名誉な死を遂げたパイロットの息子がショーン・”トッパー”・ハリーだった。海軍の花形パイロットであったが父親の事故死が彼を自己破壊的精神障害へと追込み、今はインディアンの集落でひっそりと生活していた。しかし、ある日海軍より今度の任務に是非必要だと復帰を求められ、古巣へと戻るが・・・・。

「トップガン」のパロディ映画かと思いきや、次々と有名な作品のパロディが満載の映画。よって、ストーリーはほぼ無いと言ってもいい。パロディには「愛と青春の旅だち」「ダンス・ウィズ・ウルブス」「ロッキー」などが使われていたが、細かいところでは気づかない作品も多々あったようだ。製作のビル・バダラートは何と「トップガン」の製作者でもある。

劇場公開日 1991年12月14日



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2019-12-29

ポセイドン・アドベンチャー

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00216
原題:The Poseidon Adventure
製作:1972年/アメリカ/117分
監督:ロナルド・ニーム
出演:ジーン・ハックマン/アーネスト・ボーグナイン

大晦日の夜、パーティで賑わう豪華客船ポセイドン号を海底地震によって突然発生した大津波が襲った。一瞬の内に船は転覆。生き延びた人々は生存を賭けて、天地が逆転した船内からの脱出に挑むが・・・・。

1970年代なかばのパニック映画ブームの中で製作された代表作のひとつ。2006年製作の「ポセイドン」のオリジナル版。大津波で転覆した豪華客船「ポセイドン号」から脱出を試みる10人の乗客の話だが、なによりも「転覆している」ということでセットが上下さかさまになっている。これにより緊張感や恐怖感がより伝わってきた。アイデアの勝利といえるのではないか。ジーン・ハックマン演じる牧師は異端児的な側面はあるものの、危機状況の中での指導力や決断力は現代人の社会生活においても参考になる。

劇場公開日 1973年3月17日



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2019-12-28

花戦さ

★★★(3.0)
w花戦さ
鑑賞No:02945
製作:2017年/日本/127分
監督:篠原哲雄
出演:野村萬斎/市川猿之助/高橋克実/佐藤浩市

織田信長が本能寺で倒れ、天下人が豊臣秀吉へと引き継がれた16世紀後半。戦乱の時代は終わりを告げようとしていたが、秀吉による圧政は次第に人々を苦しめていた。そんな中、町衆の先頭に立った花僧の池坊専好は、花の美しさを武器に秀吉に戦いを挑んでいったが・・・・。

主演の野村萬斎は能楽師だけあって、時代劇には全く違和感がない上、演じる人物が「陰陽師」では安倍晴明、「のぼうの城」では成田長親、そしてこの「花戦さ」では池坊専好と、みな実在はしているが、必ずしも知名度が高いとは言えない歴史上の人物のため、その人物になりきってしまっている。これは、その人物に対するイメージが観客に無いためでもあるが、野村萬斎の演技力によるところも大きい。作品自体は戦国時代を舞台にしているが、茶道・華道がテーマのため、戦争シーンは無く、全体的に大人しい内容のため、ややテンポにかける嫌いはある。

劇場公開日 2017年6月3日



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2019-12-27

星の王子ニューヨークへ行く

★★★★(4.0)
w星の王子ニューヨークへ行く
鑑賞No:00215
原題:Coming to America
製作:1988年/アメリカ/117分
監督:ジョン・ランディス
出演:エディ・マーフィ/アーセニオ・ホール

アフリカ・ザムンダ王国の王子は親の決めた娘と強制的に結婚させられようとしていた。アキームは自分を本当に愛してくれる女性との結婚を望んでおり、父である王に懇願し40日の猶予を与えられる。理想の女性を求めるべく、世話係りのセミと二人で向ったのはアメリカ・ニューヨークだったが・・・。

エディ・マーフィが持ち前のキャラを十分活かした爆笑コメディ。エディ演じる世間を知らない王子の、大都会での生活のギャップも面白いが、意外とこの映画を面白くしているのが世話係りでついてきたセミの存在。エディが主役の王子だけでなく、その他何役もこなしているのも話題となった。他にも、当時まだ無名のサミュエル・L・ジャクソンやキューバ・グッティングJrも出ているので、探してみてください。

劇場公開日 1988年12月17日



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2019-12-26

北北西に進路を取れ

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00214
製作:1959年/アメリカ/137分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケイリー・グラント/エバ・マリー・セイント/ジェームズ・メイソン

キャプラという男と間違われて誘拐されてしまった広告マン、ロジャー・ソーンヒルは、謎の人物タウンゼントからある仕事への協力を要請される。しかし殺されかけ、窮地を脱したロジャーは、翌日、真相を確かめようと国連ビルへ赴くが、そこに現れたタウンゼントは全くの別人だった。そして、タウンゼントの背中にナイフが突き立てられ、容疑はロジャーにかかってしまう・・・・。

アルフレッド・ヒッチコックの代表作のひとつです。ちょっとしたきっかけでスパイに間違えられた男が逃走しながら真相を究明する話。“巻き込まれ型”あるいは“追われ型”といわれるサスペンスものの集大成といえる映画。ラストのラシュモア山でのシーンはこの映画を印象づける有名なシーン。息つく暇なく展開するストーリーだが、ケイリー・グラントがかもし出すユーモアが心地よい。ともかく面白いです。

劇場公開日 1959年9月17



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2019-12-25

ホーム・アローン2

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00213
原題:Home Alone 2 Lost In New York
製作:1992年/アメリカ/120分
監督:クリス・コロンバス
出演:マコーレー・カルキン/ジョー・ペシ

マカリスター一家はクリスマス休暇をフロリダで過ごすことになるが、空港でケヴィンがはぐれ、家族とは違うニューヨーク行きの飛行機に乗ってしまう。間違ってニューヨークに来てしまったケヴィンだったが、ママのカバンに入っていたクレジットカードと現金を使い、一流ホテルで豪遊を始める。一方、ケヴィンがいないことに気付いた家族は警察に捜索依頼をする。そんな中、玩具デパートに出かけたケヴィンは、去年彼の家に強盗に入った泥棒コンビを見かけるが・・・・。

本来のタイトルの意味とは違う「2」の設定だが、状況的には同じなのでまぁその点はご愛嬌か。しかしながら前作を超えようと色々と工夫している点は評価できるし、全体的には同じようなストーリー展開と分かっていてもまずまず楽しめた。泥棒退治は前作よりもスケールアップしていてこれも面白いとはいえるが、ちょっと憎めない間抜けな泥棒に同情したくなるくらい過激になっていた。(下手したら死ぬでしょう・・・・というシーンも多々あり)主演のマコーレー・カルキンもチョット大人になっていて堂々たる演技で、将来が楽しみに思われたが、なかなか名子役は大成しませんね。

劇場公開日 1992年12月19日



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2019-12-24

ホーム・アローン

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00212
原題:Home-Alone
製作:1990年/アメリカ/102分
監督:クリス・コロンバス
出演:マコーレー・カルキン/ジョー・ペシ

ケビンの家では、クリスマスの休暇で一家総出でパリに行くことに。しかし出発する朝、一家は慌しく出発したため、ケビンを一人家に置き忘れてしまう。だが残されたケビンは逆に一人になったことで大はしゃぎ。そんなケビンの家を、留守だと思っている強盗2人が狙っていた・・・。

まさにケビンを演じたマコーレー・カルキンが最も耀いていた映画ではないでしょうか? 設定も面白いし、泥棒役のジョー・ペシらの演技も映画をよく盛り上げていた。(子供とはいえ、本来なら過激な攻撃だが、彼らのコミカルな演技が過激性を笑いで覆っていた!) まだまだCGが普及していない時代の作品だが、CGなんかなくてもアイデアでいくらでもいい作品ができる典型のような映画。クリスマスに子供と観る格好の映画に仕上がっていると思う。

劇場公開日 1991年6月22日



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2019-12-23

ベン・ハー

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00211
原題:Ben-Hur
製作:1959年/アメリカ/222分
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:チャールトン・ヘストン/ジャック・ホーキンス

ユダヤの豪族の息子ベン・ハーは幼友達のメッセラの裏切りにより、母と妹は地下牢へ送られ、彼自身は奴隷船送りとなる。その後、ローマ艦隊司令官アリウスの命を救ったことから彼の養子としてローマ屈指の剣闘士に成長する。そして獄中で死んだと聞かされた母と妹の仇を討つべく、戦車競技に出場する・・・。

第32回アカデミー賞で作品賞をはじめ計11部門に耀いた、ローマ帝国を舞台としたスペクタルドラマ。この11部門制覇は、「タイタニック」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と並び史上最多の受賞である。
4時間という長尺のドラマで見ごたえ十分。主人公ベン・ハーの数奇な半生が中心ながら、ローマ帝国やキリストについても丁寧に描いており、歴史好きにはたまらない。また後半の戦車競技のシーンは圧巻で、CGのなかった当時、よくこんなシーンが撮影できたと思われるほど迫力満点。セットにしてもエキストラの数にしても尋常ではない。しかし何といっても当時のこの手のスペクタル映画では欠かせない存在がベン・ハーを演じたチャールトン・ヘストン。やっぱりこの人はスペクタルものがよく似合います。

劇場公開日 1960年3月30日



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2019-12-22

ベン

★★★(3.0)
wベン
鑑賞No:00210
原題:Ben
製作:1972年/アメリカ/95分
監督:フィル・カールソン
出演:リー・H・モンゴメリー/ジョセフ・キャンパネラ

ウイラードの死体が家で発見され、状況からネズミに襲われて死んだものと判断された。さらにパトロール中の警官が襲われ、巡査部長のカートランドは市全域に非常線を張ったが、ネズミ達の行方は分からなかった。その頃、ウイラードの家のすぐ近所に住んでいるダニーという病弱な少年が、家に入ってきた一匹の黒いネズミのベンと出会う・・・・。

1971年製作の「ウィラード」の続編。「ウィラード」はネズミ集団による復讐劇を描いた動物パニック映画だが、一転、「ベン」は少年とネズミの交流が中心に描かれた動物スリラー映画になっている。前作で飼い主であるウィラードを殺したベンたちなので、ストーリーは人々から駆除するために追跡されるところから話が始まる。しかし、そんなベンを助けるのが主人公の病弱な少年で、これにより友情が芽生えるというもの。ただし、居所を見つけられたネズミたちへの攻撃シーンは痛々しいばかりです。ラストは悲しい結末で涙が出ます。

劇場公開日 1973年1月7日



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2019-12-21

ベビーシッター・アドベンチャー

★★★(3.0)
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鑑賞No:00209
原題:A Night on the Town / Adventures in Babysitting
製作:1987年/アメリカ/102分
監督:クリス・コロンバス
出演:エリザベス・シュー/マイア・ブリュートン

シカゴに住む17歳のクリスは、恋人マイクに急用ができてデートは中止、母に丸めこまれて花の土曜日、ベビーシッターをやることになった。ところがそのアンダーソン家にかかってきた親友ブレンダからの電話、家出したもののバス・ターミナルで迷ってしまい助けに来てほしい、との連絡に、ヘレンは、アンダーソン家のなまいき盛りの3人を引きつれ街へ出るが・・・・。

タイトルに「アドベンチャー」と付いているが、冒険的な要素はなく、ただ何の脈絡もなく、次々とトラブルに襲われるといったドタバタ劇。なのでつまらないかと言えば、結構楽しめる。というか、退屈しない回転のよいコメディ仕立てになっている。若かりし頃のエリザベス・シューも可愛くてキュート。

劇場公開日 1988年3月5日



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2019-12-20

ベイビー・トーク

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00208
原題:Look Who's Talking
製作:1989年/アメリカ/96分
監督:エイミー・ヘッカリング
出演:ジョン・トラボルタ/カースティ・アレイ

不倫の末、妊娠した会計士のモリーは未婚の母になることを決意。やがて彼女は男の子を産む。マイキーと名づけられたその子のために、理想的な父親を見つけようとするモリー。そんな彼女はタクシーの運転手ジェームズにベビーシッターを依頼することに。やがてモリーとジェームズは惹かれあうようになるが・・・・。

何よりもこの映画の良さはアイディア。赤ちゃんが実は大人の会話を理解しているとしたら・・・、そしてその会話に対して意見が言えるとしたら・・・・・。実に設定が興味深くて面白い。もちろん、その期待を裏切らずに内容もよかった。これはキャストのおかげでもある。ジョン・トラボルタもカースティ・アレイも役にぴったりマッチしている。そして何よりもナイスキャスティングが赤ちゃんのマイキーの声を演じているブルース・ウィリスだ。ミスマッチとも思えるこの配役の意外性が一層、赤ちゃんを可愛らしくし、作品を面白くしたようだ。

劇場公開日 1990年4月13日



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2019-12-19

ブロードキャスト・ニュース

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00207
原題:Broadcast News
製作:1987年/アメリカ/133分
監督:ジェームズ・L・ブルックス
出演:ウィリアム・ハート/アルバート・ブルックス

ワシントンTV局の敏腕女性プロデューサーのジェーンは、ニュース・ライター兼レポーターのアーロンと共にその才をふるっていた。しかし地方局からワシントンへやって来たアンカーマン、トムの出現は二人の関係に微妙な変化を及ぼしていく。トムは機敏な才覚をもって、次第に出世していく・・・・。

ニュースキャスターの三角関係を描いた作品。三角関係だが、ドロドロとした関係ではなく、あっさり・すっきりした関係で観ていて嫌みもなく、観ごごちがいい。キャリアウーマンとして男性以上にバリバリ働いているホリー・ハンター演じるジェーンも当時としては新しい時代の女性像として新鮮に映った。恋愛関係も新しく感じられ、ともかくお洒落な大人の恋愛ドラマと言える作品。

劇場公開日 1988年4月29日



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2019-12-18

ブレードランナー

★★★(3.0)
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鑑賞No:00206
原題:Blade Runner
製作:1982年/アメリカ/116分
監督:リドリー・スコット
出演:ハリソン・フォード/ルトガー・ハウアー

2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが・・・・。

P・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作とした近未来SFサスペンス。同時期に公開された「E.T.」の大ヒットの影響もあって、興行的にはあまり振るわなかったが、いまだに多くのファンがいるカルト的な作品。また、種々の事情もあり、7つの異なるバージョンがあるのも異例。ただ、全体的に暗いイメージで、ストーリーもわかりにくいため、個人的には興味の薄い作品だ。

劇場公開日 1982年7月10日



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2019-12-17

フルメタル・ジャケット

★★★(3.0)
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鑑賞No:00205
原題:Full Metal Jacket
製作:1987年/アメリカ/116分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マシュー・モディン/アダム・ボールドウィン

ベトナム戦争中のアメリカ。合衆国海兵隊新兵訓練基地では今日も新たな新兵たちの入隊を迎えていた。これから8週間、地獄の訓練を受ける彼らは早速丸刈りにされ、鬼教官による過酷で厳しい訓練が始まった。そんな中、何をやらせても不器用なパイルはしごきの対象とされ、仲間からもリンチを受ける。次第に精神に異常をきたしてきたパイルはついに・・・・。

前半と後半で趣の異なる2部構成ともいえる作品。前半は新兵の訓練を描く内容で、「愛と青春の旅だち」を思い起こさせる。しかし、「愛と~」とは異なり、青春映画というよりも、異常な環境化における人格の変化を描いた映画のようで、キューブリック作品でいえば「シャイニング」につながる感じがした。一転後半はベトナム戦争の戦場が舞台で、さながら「プラトーン」をはじめとしたベトナム戦争ものを彷彿させる。ただ後半の戦闘シーンよりも前半の狂気に走る新兵の方が背筋が寒くなる映画で、戦争映画というよりホラー映画に近い。戦争映画としてはイマイチだが、人間の狂気を描かせたらさすがキューブリックと感じる映画。

劇場公開日 1988年3月19日



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2019-12-16

プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角

★★(2.0)
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鑑賞No:00204
原題:Pretty In Pink
製作:1986年/アメリカ/97分
監督:ハワード・ドゥイッチ
出演:モリー・リングウォルド/ハリー・ディーン・スタントン

母親のいない家庭で父ジャックとつましい生活を送っている女子高生アンディ。彼女は、アルバイト先の客で同じ高校に通うブレーンに恋していた。そんなある日、アンディはなんとブレーンの方からデートを申し込まれる。その一方、アンディに恋心を抱く同級生のダッキーは心配で落ち着かない。ブレーンは、友人宅でのパーティーへアンディをエスコートした。だがこの時、彼女はブレーンたちが裕福な家庭の育ちであることを目の当たりにし、自分の貧しい身の上を痛感してしまう。それでもブレーンから卒業パーティーに誘われ、喜ぶアンディだったが・・・・。

貧乏人の娘と金持ちの息子の恋愛を描いたラブ・コメディ。普通なら、あるいは今の年代なら観ない分野の作品になるが、本作を観たときはまだ私も二十代。彼ら高校生とは若干世代は異なるかもしれないが、共感を得られたというのはやはり世代の近さによるものだろうか。それに主演のモリー・リングウォルドが等身大の高校生を自然体で演じていたのがよかった。決してずば抜けた美人でもない、どこにでもいそうな女の子だが、それがかえって自分たちにも手が届きそうな、高嶺ではない花として男の心をしっかり掴んだ。まさに、モリー・リングウォルドのための作品。

劇場公開日 1986年11月15日



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2019-12-15

プラトーン

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00203
原題:Platoon
製作:1986年/アメリカ/120分
監督:オリバー・ストーン
出演:トム・ベレンジャー/ウィレム・デフォー

クリスが、ベトナムへやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムを志願したのは、次々と徴兵されていく同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からだった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊(プラトーン)に配属されたクリスにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた苛酷なものだった・・・・。

本作は監督のオリバー・ストーン自身のベトナムでの戦闘体験から生まれた作品。よって、これまでのベトナム戦争映画とはちょっと違った、リアル感満載の作品となっている。また、戦争の異常性や、戦地における人々の常軌を逸した行動には驚かざるを得ないが、実際にベトナムに行った元軍人たちからはそのリアルさを称賛されたらしいので、いかに生々しい現実を描いた作品かがうかがえる。

劇場公開日 1987年4月29日



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2019-12-14

フラッシュダンス

★★★(3.0)
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鑑賞No:00202
原題:Flashdance
製作:1983年/アメリカ/85分
監督:エイドリアン・ライン
出演:ジェニファー・ビールス/マイケル・ヌーリー

ダンサーになる夢を追う女性の姿を描いた青春映画。昼は製鉄所、夜はナイトクラブのフロアダンサーとして働くアレックスは、日々プロのダンサーになることを夢みて暮らしていた。そして恋人との確執、友人の死などを経て、いよいよオーディションの日が迫ってくる・・・・。

平凡なサクセス・ストーリーながら、世界的なヒットをした作品。同時にアイリーン・キャラが歌う主題歌の「ホワット・ア・フィーリング」も大ヒットし、この曲を聴くと映画のダンスシーンが蘇ってくるほど。この作品の大ヒットには、映画同様、厳しいオーディションを勝ち抜いて主役の座を射止めたジェニファー・ビールスのはじけるような魅力が大きく寄与している。また、観る者を圧倒したダイナミックで官能的なダンスシーンも印象深いが、ダンスシーンは実は吹き替えで、実際はマニ・ジェイハンが踊っています。1980年代を代表する青春ミュージック映画のひとつ。

劇場公開日 1983年7月30日



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2019-12-13

ブラック・レイン

★★★★(4.0)
wブラック・レイン
鑑賞No:00201
原題:Black Rain
製作:1989年/アメリカ/125分
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ダグラス/高倉健/松田優作/アンディ・ガルシア

ニューヨーク市警の刑事2人・ニックとチャーリーは殺人犯・佐藤を護送して大阪空港に降り立つ。しかし偽警官に佐藤を奪われてしまう。2人は言葉も通じない国で困惑しながらも、佐藤追跡捜査に参加させてもらうが、やがてチャーリーが佐藤に惨殺されるという事態に・・・。

マイケル・ダグラスと高倉健の初共演、アメリカ映画初の大阪ロケでも有名になったが、何よりも松田優作の鬼気迫る演技、そして松田優作の遺作となった映画として有名。舞台は日本であり、マイケル・ダグラスやアンディ・ガルシアに比べ、はるかに松田優作や高倉健の演技が光る作品。特に死期を悟った松田優作のこの映画に賭ける執念には脱帽した。ハリウッド映画だが、日本人の映画といえる。

劇場公開日 1989年10月7日



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2019-12-12

フライングハイ

★★★(3.0)
wフライングハイ
鑑賞No:00200
原題:Flying High/Airplane!
製作:1980年/アメリカ/88分
監督:ジム・エイブラハムズ/デビッド・ザッカー/ジェリー・ザッカー
出演:ロバート・ヘイズ/ジュリー・ハガティ

かつて優秀な戦闘機乗りだったテッド・ストライカーは、戦争の後遺症で飛行機恐怖症に苦しんでいた。何とか恐怖症を克服したテッドは、それが原因で別れた恋人のエレインが搭乗する飛行機に乗り込み、よりを戻してくれるよう懇願するが、彼女はにべもない。そんな中、飛行機内で機内食が原因の集団食中毒が発生し、機長も副操縦士もダウン。乗客の運命はテッドの操縦に託されるが・・・・。

「大地震」「タワーリング・インフェルノ」「大空港」など、1970年代に数多く製作されたディザスター映画(パニック映画)のパロディだが、中心となっているのは1957年の「Zero Hour」である。これら数多のディザスター映画を徹底的にからかって見せたのがこの作品である。ただ、内容はからかっているが、重要なのは演者が皆、真顔で演じていることだ。パロディは真顔で演じるべきという製作サイドの信念が守られている。一見くだらない内容にも思えるが、何故か笑える作品。

劇場公開日 1980年12月13日



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2019-12-11

フライトナイト

★★★+(3.5)
wフライトナイト
鑑賞No:00199
原題:Fright Night
製作:1985年/アメリカ/107分
監督:トム・ホランド
出演:クリス・サランドン/ウィリアム・ラグズデール

チャーリーは17歳のごくごく普通の高校生。ガール・フレンドのエイミーが、TVの恐怖番組「フライト・ナイト」に夢中で彼の青春の欲望に答えてくれないのが悩みの種だ。そんなある夜、チャーリーは隣に越して来た男が吸血鬼だと知り、バンパイア・ハンターの当り役をもつ「フライト・ナイト」のホストに退治を依頼するが・・・・。

コメディ・ホラーとも言われているバンパイア映画だが、コメディというほど笑いの要素はなく、またホラーというほどゾォとするシーンもない。かといって、面白くない映画なのかというとそうではなく、むしろホラー映画として、演技やストーリー展開、そして恐怖が楽しめる上質の作品かもしれない。

劇場公開日 1985年11月2日



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2019-12-10

コンフィデンスマンJP

★★★★(4.0)
wコンフィデンスマンJP
鑑賞No:02944
製作:2019年/日本/116分
監督:田中亮
出演:長澤まさみ/東出昌大/小日向文世/小手伸也

天才的な知能を持つが詰めの甘いダー子と、彼女に振り回されてばかりのお人よしなボクちゃん、百戦錬磨のベテラン詐欺師のリチャードの3人の信用詐欺師は、香港マフィアの女帝ラン・リウが持つと言われる伝説のパープルダイヤを狙い、香港へ飛ぶ。3人がランに取り入るべく様々な策を講じる中、天才詐欺師ジェシーも彼女を狙っていることが判明。さらに以前ダー子たちに騙された日本のヤクザ・赤星の影もちらつきはじめ、事態は予測不可能な方向へ展開していく・・・・。

人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版。別名「コンフィデンスマンJP ロマンス編」。悪徳な方法で巨額の富を築いた悪者から大金を騙し取る詐欺師たちを描いた作品だが、何と言っても計画から実行までの情報収集や仕込みなどの謎解きが見ものである。ただし、TVドラマと違って映画となるとスケールが大きくなっている分、仕込みもスケールアップし、リアル感が薄くなりすぎている感は否めない。本作も一人や二人だけでなく、丸ごとフェイクという設定はちょっとあり得なさすぎて呆れてしまった。が全体的に面白かったのは間違いない。ラストの謎解きは、「イニシエーション・ラブ」風だったが、「イニシエーション・ラブ」はヒントのシーンをあらかじめ見せておいての謎解きだったが、本作はヒントはあまり見せずに謎解きで真相を初めて見せるといったシーンが多く、後出しジャンケンのようでドンデン返し感が少し萎えた。後は出演者の多彩さ。メイン以外にもちょい役で有名俳優が多く出ているので注意して観たい。

劇場公開日 2019年5月17日




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2019-12-09

フットルース

★★+(2.5)
wフットルース
鑑賞No:00198
原題:Foot loose
製作:1984年/アメリカ/107分
監督:ハーバート・ロス
出演:ケヴィン・ベーコン/ロリ・シンガー

ロックもダンスパーティも禁じられているアメリカ中西部のある小さな町に、都会から一人の青年が転校してくる。彼は自分たちの自由を取り戻すべく、仲間を集めて大人たちへの逆襲を開始するが・・・・。

ケヴィン・ベーコン主演の青春ドラマ。といっても、特筆すべき内容はない作品。それなのに映画タイトルとして記憶に残っているのは、ケニー・ロギンスが歌う主題歌がヒットしたためだろう。ストーリーは思い出せなくても、主題歌は口ずさめる人が多いのではないだろうか。ストーリーは思い出せないほど平凡なため、主演のケヴィン・ベーコンの演技もインパクトが感じられなかったが、俳優としての名前はこの作品で売ったように思うし、彼の代表作の一つになっている。その後は一時芽が出ない時期もあったが、今や特に悪役をやらせたら見事な演技をする名バイプレイヤーとして見ることが多い。

劇場公開日 1984年7月28日



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2019-12-08

フック

★★★(3.0)
wフック
鑑賞No:00197
原題:Hook
製作:1991年/アメリカ/142分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ダスティン・ホフマン/ロビン・ウィリアムズ

40才になるピーター・バニングは、猛烈仕事人間で妻や子供達からは総スカン。そんな一家が妻の祖母ウェンディの所に里帰りした晩、子供達が何者かに誘拐されてしまう。途方に暮れていた彼の前に突然、ティンカーベルが現れた。彼は子供達を救う為に、再びネバー・ランドへと向かうのだが・・・。

ダスティン・ホフマン、ロビン・ウィリアムズの他にもジュリア・ロバーツ、フィル・コリンズ、グレン・クローズ、グウィネス・パルトローといった主役級の俳優が目白押しで、監督がスピルバーグという豪華な作品だが、ファンタジー映画には疎い中年男にはさほどウケる作品とはなっていないようだった。素材のピーターパン自身をよくわかっていないせいもあるが・・・・。

劇場公開日 1992年6月20日



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2019-12-07

フィールド・オブ・ドリームス

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00196
原題:Field of dreams
製作:1989年/アメリカ/107分
監督:フィル・アルデン・ロビンソン
出演:ケビン・コスナー/ギャビー・ホフマン

“農場を野球場にすれば彼がやってくる”というお告げにしたがって、とうもろこし畑をつぶしてしまう農夫レイ。そして作った野球場に現れたのは、1952年に死んだ伝説の大リーガー シューレス・ジョーだった。その後、ジョーとともに八百長試合のかどで球界を追放された8人のメンバーが現れ、レイに新たなお告げが告げられる・・・。

実際の事件“ブラック・ソックス・スキャンダル”をモチーフに、不思議な世界に誘われるファンタスティックな映画であり、感動的な親子愛を描いている。お告げの意味を解明していくストーリーも興味深いが、夢や情熱を持つことのすばらしさも教えてくれている。ラストシーンは感動。

劇場公開日 1990年3月24日



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2019-12-06

ヒンデンブルグ

★★★(3.0)
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鑑賞No:00195
原題:The Hindenburg
製作:1975年/アメリカ/115分
監督:ロバート・ワイズ
出演:ジョージ・C・スコット/アン・バンクロフト

ナチス・ドイツの権勢の象徴として建造された大飛行船ヒンデンブルグ号が1936年、ドイツのフランクフルトとアメリカのレイクハーストを結ぶウ大西洋横断航路に就航する。そして新時代の乗り物としてイメージ定着された翌1937年の5月3日、運命のフライトが行われた・・・。

20世紀最大のミステリーといわれる、ヒンデンブルグ号の謎の大爆発事故を、当時のニュース・フィルムを盛り込んで描くサスペンス映画。実際に起こったヒンデンブルグ号爆発事故の真相に迫るサスペンスものだが、なんといっても圧巻はラストの大爆発シーン。このシーンはあまりにも有名なニュース映像を使用しているが、実際の事故の映像のため、そのものすごさと恐ろしさは真に迫ってくる。この迫り来る強烈なインパクトは、いかに急進歩したCG技術をもってしても再現できないと思った。(実際の映像ほどリアルなものはないからでしょう)また、このリアリティは映像だけではなく、この事故の模様を伝えるアナウンサーの泣き叫ぶような実況からも高められます。映画では反ナチスによる爆破説がストーリーの中心ですが、実際の事故原因には数々の説があるようです。この事故で、乗員・乗客97名中35名と地上整備員1名が亡くなりますが、それにしてもあのすさまじい爆発で生存者がいたこと自体、奇跡ですね。

劇場公開日 1976年7月10日



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2019-12-05

ビバリーヒルズ・コップ2

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00194
原題:Beverly Hills Cop II
製作:1987年/アメリカ/103分
監督:トニー・スコット
出演:エディ・マーフィ/ジャッジ・ラインホルド

高級宝石店が襲われ、ビバリーヒルズ警察のボミル刑事部長が撃たれて重傷を負う事件が起こる。捜査から外された部下のローズウッド刑事とタガート巡査部長はデトロイト市警のアクセル刑事に援助を求め、友情に燃えるアクセルは早速ビバリーヒルズに向うが・・・・。

まさにエディ・マーフィ絶頂期の、彼の代表作シリーズ。この作品でも高く評価されているのが彼のマシンガン・トークだが、字幕ではそこまで表現できないため、このトークをフルに味わえないのは残念(英語力をつけて字幕なしで観れるようになるしかないか!)前作の面白さを引き継ぎながら、アクション性も高め、テンポよいストーリー展開も心地よい。彼の協力者であるビバリーヒルズ警察のローズウッド刑事とタガート巡査部長のコンビもアクセル刑事に振り回されながらもいい味を出していて、作品のいいアクセントになっている。

劇場公開日 1987年7月11日



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2019-12-04

ビバリーヒルズ・コップ

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00193
原題:Beverly Hills Cop
製作:1984年/アメリカ/105分
監督:マーティン・ブレスト
出演:エディ・マーフィ/ジャッジ・ラインホルド

デトロイト市警の問題児アクセル刑事のもとにビバリーヒルズから幼馴染のマイキーがやってくる。しかし、マイキーと再会した夜、マイキーは殺されてしまう。アクセルはマイキーの仇を討つべく、上司の反対を押し切ってビバリーヒルズに乗り込むが・・・。

エディ・マーフィが熱血刑事を演じる大ヒット刑事アクション。まさにエディ・マーフィーの等身大の役ではまり役ともいえる作品。お得意のマシンガントークにも切れがあり、エディの持ち味が十分出ているだけでなく、若いだけあってアクションもよくこなしている。コメディとしても楽しめるだけでなく、刑事アクションとしてもスピード感や展開もイイ。まさにエディの代表作であり、出世作といえる。エディ演じるアクセル刑事をサポートするビバリーヒルズの刑事2人もとぼけた味を出していて、エディと絶妙のトリオを形成している。

劇場公開日 1985年4月27日



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