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2020-07-25

連合艦隊

★★★(3.0)
w連合艦隊
鑑賞No:00350
英題:Imperial Navy
製作:1981年/日本/145分
監督:松林宗恵
出演:ジェラール・ドパルデュー

1940年(昭和15年)、連合艦隊司令長官・山本五十六らの反対にもかかわらず、日独伊三国軍事同盟が締結された。その頃、船大工の小田切武市は、息子の正人が海軍兵学校に合格したので有頂天になっていた。18年間の海軍勤務でも准士官止まりであった武市は、正人の将来の出世は約束されたと信じて疑わなかったからだ。一方、翌1941年(昭和16年)の春、海軍中尉に昇進した本郷英一は、学問の道を志す弟の眞二が三高に合格したことを、奈良博物館の館長である父親の直樹や婚約者である早瀬陽子とともに喜んでいたが・・・・。

本作は日独伊三国軍事同盟の締結から戦艦大和が壮絶な最期を遂げるまでを描いた、太平洋戦争における一大絵巻となっている。真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、山本五十六の戦死、レイテ沖海戦などを「本郷家」と「小田切家」という架空の2家族を中心に描いているが、太平洋戦争を俯瞰して描いたようで、全体において特定の主人公というものはいない。1981年製作ということで、最近の作品のVFXを使用した映像に比べると当然見劣りはするが、当時としてはよく出来ており、豪華キャストも含めて費用をかけた作品であることには間違いない。

劇場公開日 1981年8月8日

(予告編なし)

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  1. 邦画-れ
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  3. CM(0)

2020-06-26

北斎漫画

★★★★(4.0)
w北斎漫画
鑑賞No:00337
製作:1981年/日本/119分
監督:新藤兼人
出演:緒形拳/西田敏行/田中裕子/樋口可南子

定職を持たない鉄蔵(のちの葛飾北斎)は毎日絵を描いてぶらぶら暮らすていたらくで、鉄蔵には娘のお栄がいたが二人は佐七(のちの滝沢馬琴)の家に居候していた。ある日、鉄蔵はお直と名乗る魔性の女と出会い、その虜になってしまう。しかし彼女を描くことで現状を打破しようとするが上手くいかず、お直を養父の伊勢に紹介することで彼女と別れ、さらにお金をせびることにした。しかし、お直の魔性にとり憑かれた伊勢は首をくくって死んでしまう・・・・・。

歴史上の人物として、あるいはその作品の名前はよく聞くが、生身の人間としての人物像までは詳しく知らない葛飾北斎と滝沢馬琴。もちろん史実とは違ったフィクションでしょうが、生身の人間として身近に感じられる作品となっている。北斎の生き様には色々意見が出るとは思いますが、春画にかける情熱は強く感じられるような表現になっています。緒形拳、西田敏行という配役もよく、エンターテイメント作品としても面白く仕上がっています。もちろん当時話題となった樋口可南子や田中裕子の脱ぎっぷりのよさも評価したい作品です。

劇場公開日 1981年9月12日

(予告編なし)

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  1. 邦画-ほ
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  3. CM(0)

2020-06-07

ねらわれた学園

★★★(3.0)
wねらわれた学園
鑑賞No:00325
製作:1981年/日本/90分
監督:大林宣彦
出演:薬師丸ひろ子/高柳良一/三浦浩一/峰岸徹

高校2年生の三田村由香は、自分が超能力を持っていることに気づく。そんな中、由香のクラスに高見沢みちるという少女が転入してくる。みちるは怪しい力を使って生徒会長の座につき、自分の思うままに学園を支配していく。やがて由香は、すべての元凶が謎の少年・魔王子率いる「英光塾」にあることを突き止め・・・・。

眉村卓の同名SFベストセラー小説の映画化。薬師丸ひろ子を一躍青春映画の大スターにした作品「セーラー服と機関銃」の約半年前に公開された作品。この作品ですでに人気スターになる予感を感じさせる可愛らしさをスクリーン一杯に醸し出していた。ただ、作品自体は原作の面白さがあまり出ておらず、薬師丸ひろ子ありきの作品になっている。

劇場公開日 1981年7月11日



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  3. CM(0)

2020-05-03

セーラー服と機関銃

★★★(3.0)
wセーラー服と機関銃
鑑賞No:00305
製作:1981年/日本/112分
監督:相米慎二
出演:薬師丸ひろ子/渡瀬恒彦/風祭ゆき/大門正明

4人しか子分のいないヤクザ・目高組の親分が死んだ。親分は死ぬ前、自分の跡目は血縁者にと遺言していたが、唯一の血縁者は同じ頃、車に轢かれて亡くなっていた。一方、事故死した父と最後の別れをし、文字通り天涯孤独となった女子高生の星泉は父の愛人・マユミを頼って一緒に暮らし始める。そんな泉の前に見知らぬ男たちが現れ、目高組四代目組長を襲名してほしいと告げられる・・・。

人気推理作家の赤川次郎の同名小説の映画化。赤川次郎原作らしく漫画みたいな設定だが、公開当時、薬師丸ひろ子の異常人気で大ヒットしたような記憶がある。この頃は新たなアイドル歌手が大勢輩出され、アイドル映画全盛のような感があったが、もともとアイドル歌手出身ではない薬師丸ひろ子の映画はこれらアイドル映画とはどこか一線を画していた。ただ、かといって高尚とかいうわけでもなく、コミカルでライトタッチだが何かオーラのようなものを感じで観ていた。ストーリー自体は単純で、かつありえないような漫画チックさもあり、観ていてこちらが恥ずかしくなるようなシーンもあるが、それなりに当時としては楽しめル作品。(今の人はどう見るか疑問だが・・・)そしてラストシーンで機関銃をぶっ放して、「カ・イ・カ・ン」というシーンは未だに印象深い。当時を知る世代にとっては、最近のチョットとぼけているがまったりしたお母さん役の多い薬師丸ひろ子の演技は、今まで持っていたイメージを損なわず彼女の持ち味を見事に引き出したように感じる人が多いのでは?

劇場公開日 1981年12月19日



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  1. 邦画-せ
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  3. CM(0)

2020-03-31

あしたのジョー2

★★★★(4.0)
wあしたのジョー2
鑑賞No:00280
製作:1981年/日本/110分
監督:出崎統
声の出演:あおい輝彦/藤岡重慶/檀ふみ/岡田眞澄

ライバル・力石徹の死から1年。丹下ジムに戻ってきた矢吹丈はボクサーとしてカムバックするが、力石との死闘が後遺症となって頭部へのパンチができなくなっていた。そんな丈の前に、彼の野生の闘争心を駆り立てるような新たなライバル、カーロス・リベラが現れる。カーロスとの死闘の末、後遺症から解放された丈はついにバンタム級世界チャンピオン、ホセ・メンドーサと戦うことに・・・。

名作アニメの映画版の続編。力石徹との死闘とともに、名勝負ともいえる「カーロス・リベラ戦」「ホセ・メンドーサ戦」を中心に描かれている。力石の死を乗り越え、新たなライバルのカーロスと対戦するも、そのカーロスも丈のパンチによってパンチドランカーとなり、ホセとの試合で廃人にされてしまう。また丈もパンチドランカーになっており、ホセとの試合で・・・、とボクシングというスポーツの厳しさ・過酷さをアニメの世界でも再現している。ラストシーンは伝説ともなった有名なシーンで何度見てもジーンとくる。ちなみに、あしたのジョーの主人公・矢吹丈のモデルは一時期お笑いタレントとしてTVなどに出ていた、たこ八郎という話がある。実際、たこ八郎は元ボクサーで、1962年に日本フライ級チャンピオンとなっている。左目の視力がほとんどなく、それを悟られないために、相手に打たせるだけ打たし、疲れたところで反撃するという戦法をとっており、それが矢吹丈のノーガード戦法のモデルになったといわれている。また、引退理由はパンチドランカーになったためであるが、それも矢吹丈に通じている。

劇場公開日 1981年7月18日



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2020-02-24

レイダース/失われたアーク《聖櫃》

★★★★+(4.5)
wレイダース失われたアーク
鑑賞No:00256
原題:Raiders of the Lost Ark
製作:1981年/アメリカ/115分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード/カレン・アレン

ナチス・ドイツのヒトラーは、持つことによって多大な力を発揮するといわれている伝説の聖櫃(アーク)の行方を追っていた。アメリカ政府はこれを阻止すべく、考古学の教授インディアナ・ジョーンズ博士にアーク発掘の任務を要請する。要請をうけたインディは早速エジプトに渡り、発掘調査に入るが・・・。

第2次世界大戦勃発前の1936年を舞台にした、伝説の聖櫃をめぐる冒険活劇。この映画、初めて観たときには、テンポのいいストーリー展開と、連続して訪れるハラハラドキドキ感に拍手喝采でした。本作からすでに20数余年経ち、同類の映画も多々作られ、またCG技術も驚異的に発達したため、改めて観ると見劣りする部分もあるが、全体的に文句なく楽しめる娯楽作としては今なお、存在感のある作品。

劇場公開日 1981年12月5日



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2019-08-18

勝利への脱出

★★★+(3.5)
w勝利への脱出
鑑賞No:00104
原題:Escape to Victory
製作:198年/アメリカ/11分
監督:ジョン・ヒューストン
出演:シルヴェスター・スタローン/マイケル・ケイン

第2次世界大戦下の1943年、ゲンズドルフ刑務所。ここには多数の連合軍兵士が捕虜として収容されており、鉄条網の中でボールと戯れる米軍大尉ハッチもその一人だった。そして彼らを見つめるドイツ将校のシュタイナーは、連合軍捕虜のゴルビー大尉にドイツ代表チーム対連合軍捕虜チームのサッカーの試合を提案してきた。世界に向けて格好の宣伝とするためだが、ゴルビーもこの試合を利用して集団脱走を計画する・・・・。

ドイツ軍捕虜になった連合軍兵士の集団脱走計画といえば、いわずと知れた「大脱走」が真っ先に頭に浮かびますが、別にリメイクでも何でもなく、また純粋な脱走ものとも一線を画します。脱走ものというよりはむしろスポーツものとでも言ったほうがいいくらい、ラストは脱走計画そっちのけでサッカーの試合に挑んでいきます。それゆえ、脱走の成否よりもサッカーの試合の行方に手に汗を握ります。映画にはサッカーの神様ペレも出演しているなど、映画を超えたスポーツ映像ともいえます。

劇場公開日 1981年12月19日



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  3. CM(0)

2019-05-12

キャノンボール

★★★+(3.5)
wキャノンボール
鑑賞No:00056
原題:The Cannonball Run
製作:1981年/アメリカ、香港/95分
監督:ハル・ニーダム
出演:ジャッキー・チェン/ロジャー・ムーア/ファラ・フォーセット

アメリカ東海岸のコネティカットから西海岸カリフォルニアまでの5000キロを競う最大のレース、キャノンボール。ルール無視のこのレースに、ロジャー・ムーアそっくりのプレイボーイ、最新科学装置搭載の車で挑む東洋人チーム、牧師コンビ、美人コンビ、石油王などなど、様々な野心家たちが集まってくる・・・・。

ストーリーなんて特にない。要は東海岸から西海岸までどのチームが最短時間で走るか、それだけ。でも中身は早く走ることだけではない。それぞれのチームにドラマあり、笑いあり、カーアクションあり、個性ありで、飽きさせない面白さがある。それはどのチームが優勝するかという最大のテーマを超越した面白さだ。出演陣も誰が主役か分からないほど、当時としてが豪華な顔ぶれ。ともかく何も考えず、気楽に観れる映画。

劇場公開日 1981年12月19日



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  3. CM(0)

2019-05-11

キャット・ピープル

★★★(3.0)
wキャット・ピープル
鑑賞No:00055
原題:Cat People
製作:1981年/アメリカ/98分
監督:ポール・シュレイダー
出演:ナスターシャ・キンスキー/マルコム・マクダウェル

幼い時に両親を亡くし生き別れになっていた兄とようやく再開したアイリーナ。動物園園長オリバーとも知り合い、兄の住むニューオリンズでの新生活を楽しんでいた。が、兄不在の夜、女性が黒豹に襲われる事件が起き、警察捜査を手伝ったオリバーは黒豹を確保するが ・・・・。

主演のナスターシャ・キンスキーと言えば色々な作品に出演しているが、個人的に代表作と思えるのはこの「キャット・ピープル」である。それぐらい、ナスターシャの名前を印象づけた作品でありながら、実は作品自体の内容は全くと言っていいほど覚えていない。覚えているのはナスターシャの美貌と綺麗な裸体ぐらいかな。

劇場公開日 1982年7月17日



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2016-08-11

炎のランナー

★★★
炎のランナー
鑑賞No:00403
原題:Chariots of Fire
製作:1981年/イギリス/123分
監督:ヒュー・ハドソン
出演:ベン・クロス/イアン・チャールソン

1919年、ケンブリッジ大に入学したハロルド・エイブラハムズは、自分がユダヤ人であることを強く意識していた。アングロ・サクソンの有形無形の差別に反発し、その鬱憤を発散するため走った。同じ頃、スコットランドでは宣教師のエリック・リデルが駿足を謳われていた。2人は周囲の重圧や雑音をはねのけ、1924年のパリ・オリンピックにイギリス代表として出場するが・・・・。

1924年のパリ・オリンピックに出場した二人のイギリス青年の実話を描いた作品。よって、感動的なスポーツドラマというよりは、リアリズムを追求したドキュメンタリー作品としての要素が強く、まさに「オリンピックの歴史」を描いた作品ともいえる。ただ、主人公2人の対照的なエピソードを描くことで2人の性格の違いを強調し、ドキュメンタリー形式の中でうまくドラマ仕立てをしていた。

劇場公開日 1982年8月14日



(キャスト一覧)
ベン・クロス(Harold Abrahams)
イアン・チャールソン(Eric Liddel)
ナイジェル・ヘイバース(Andrew Lindsey)
ニコラス・ファレル(Aubrey Montague)
ダニエル・ジェロール(Henry Stallard)
シェリル・キャンベル(Jennie)
アリス・クリーグ(Sybil)
ジョン・ギールグッド(Trinity Provost)
リンゼイ・アンダーソン(Caius Master)
ナイジェル・ダベンポート(Lord Birkenhead)
ストルアン・ロジャー(Sandy)
イアン・ホルム(Sam)
パトリック・マギー(Lord Cadogan)
デニス・クリストファー(Charles Paddock)
ブラッド・デイビス(Jackson Scholz)
デビッド・イエランド(Prince of Wales)
ピーター・イーガン(Duke of Sutherland)


  1. 洋画-ほ