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2020-05-28

AI崩壊

★★★★+(4.5)
wAI崩壊
鑑賞No:02981
製作:2020年/日本/131分
監督:入江悠
出演:大沢たかお/賀来賢人/広瀬アリス/岩田剛典

2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理していた。いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走を開始。AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態が巻き起こる。警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。桐生は「のぞみ」を管理するHOPE社の代表で、義弟でもある西村悟とひそかに連絡を取りながら、なんとか事態の収拾を目指すが・・・・。

『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠監督が、大沢たかおを主演に迎えて贈る近未来サスペンス・アクション。息をもつかせぬ逃走劇に手に汗を握った。実際にこのようなAIによる近未来社会がくることは近からずも遠からずと思われ、より便利な社会になることの代償としてのリスクの大きさに恐怖を覚えた。AI暴走による、制御不能で容赦ない人への攻撃は熾烈で、そのため人の優しさをより感じられるストーリーになっている。その証拠に、犯人以外は基本悪い人は出てこない。主人公の弟は最初から怪しいヤツとみて鑑賞していたが、結局、兄思いのいいヤツだったし、HOPE社の社員や刑事たちも基本イイ人。海に飛び込んだ主人公を救助した仙台の漁師の人情味溢れる行為には涙が出てくる。それにしても、AIの発達に比べ、警察特殊部隊の稚拙はいかがなものか。素人市民一人に対して、あれだけ情報管理把握していながら何度も取り逃がすシーンがあるのは、ストーリー進行上やむを得ないが、何ともリアル感がないシーンである。

劇場公開日 2020年1月31日



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  1. 邦画-え
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-05-09

嘘八百 京町ロワイヤル

★★★★(4.0)
w嘘八百 京町ロワイヤル
鑑賞No:02974
製作:2020年/日本/106分
監督:武正晴
出演:中井貴一/佐々木蔵之介/広末涼子/友近

大阪・堺で幻の利休の茶器をめぐって大勝負を仕掛けた古物商の則夫と陶芸家の佐輔が、ひょんなことから京都で再会を果たす。そこで出会った着物美人の志野にほだされた2人は、利休の茶の湯を継承し、天下一と称された武将茶人・古田織部の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが・・・・。

本作については全くの予備知識がなく、鑑賞後、本作がシリーズ2作目だと知ったほど。軽いタッチで最初は内容も薄そうに感じたが、小ネタ満載で飽きさせず、意外と楽しめた。中井貴一と佐々木蔵之介のコンビも軽妙なやりとりが息が合っていて面白い。最後まで気の抜けない小ワル女の広末涼子も憎めないシングルマザーを好演しており、何よりも敵役で登場している加藤雅也のダメ悪ぶりが笑いを呼んだ。メインのコンゲームのところはあまりにもリアリティは無いが、警察官も用意しての騙し合いの演出はコンゲームの名作「スティング」がヒントだろう。

劇場公開日 2020年1月31日



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