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2020-01-31

ミスター・ソウルマン

★★★(3.0)
wミスター・ソウルマン
鑑賞No:00235
原題:Soulman
製作:1986年/アメリカ/105分
監督:スティーブ・マイナー
出演:C・トーマス・ハウエル/アリー・グロス

経済的に何一つ自由のないマークはハーバード大学に合格、前途洋々の人生を送っていた。ところが急に両親から、大学卒業まで一切経済的援助を打ち切ると宣言される。困ったマークは最後の手段として、黒人学生に適用される奨学金制度に目をつけ、黒人に変装するが・・・。

黒人学生対象 の奨学金を得るため、黒人に変装して大学に通う白人の若者を描く青春コメディ。基本的にはコメディで笑いどころは多いが、といって単なるコメディではなく、人生や人種問題も考えさせる良品。

劇場公開日 1987年2月28日



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2020-01-30

ミクロの決死圏

★★★★★(5.0)
wミクロの決死圏
鑑賞No:00234
原題:Fantastic Voyage
製作:1966年/アメリカ/101分
監督:リチャード・フライシャー
出演:スティーブン・ボイド/ラクエル・ウェルチ

脳に障害を起こした科学者を救うために、ミクロサイズに縮小された科学者グループ5人が特殊潜航艇に乗り込み、その体内に入った。タイム・リミットは1時間。果たして制限時間内に体内手術を終え、無事脱出できるのか・・・?

人間の体内に入るという設定の面白さもさることながら映像化された体内は幻想的で、TVで初めて観た子供の頃の驚きと衝撃は今でも忘れられない。SF冒険映画の中でも傑作の1本といえる。是非子供に観せたい映画。

劇場公開日 1966年9月23日



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2020-01-29

ミクロキッズ

★★★+(3.5)
wミクロキッズ
鑑賞No:00233
原題:Honey, I Shrunk The Kids
製作:1989年/アメリカ/93分
監督:ジョー・ジョンストン
出演:リック・モラニス/マット・フルーワー

サリンスキー博士が開発した電磁物体縮小機はあらゆる物質を260分の1にしてしまう機械。その機械が、野球の球が当たったはずみで作動し、サリンスキーの子供及び隣人の子供4人がその光を浴びてミクロサイズに縮んでしまった・・・。

6ミリサイズに縮んだ4人の子供たちの冒険を描くコミカルなSFXアドベンチャー。普段はなんでもない庭の芝生が、ミクロサイズに縮んだことで恐るべきジャングルに変貌するという設定は興味をそそる内容だった。馬鹿げた内容といえばそれまでだが、笑いの要素もふんだんにあり、ファミリーで楽しめる娯楽映画となっている。今ならCGを使った映像になるのだろうが、本作はCGに頼らず巨大なセットを作って撮影したあたり、逆に今観ると新鮮。

劇場公開日 1990年3月10日



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2020-01-28

アルキメデスの大戦

★★★★+(4.5)
wアルキメデスの大戦
鑑賞No:02955
製作:2019年/日本/130分
監督:山崎貴
出演:菅田将暉/柄本佑/浜辺美波/舘ひろし

日本と欧米の対立が激化する昭和8年、日本帝国海軍上層部は巨大戦艦・大和の建造計画に大きな期待を寄せていたが、海軍少将・山本五十六はその計画に待ったをかけた。山本は代替案を提案するも、上層部は世界に誇示する大きさを誇る大和の建造を支持していた。山本は大和の建造にかかる莫大な費用を算出し、大和建造計画の裏に隠された不正を暴くべく、天才数学者・櫂直を海軍に招き入れる。数学的能力、そして持ち前の度胸を活かし、大和の試算を行っていく櫂の前に帝国海軍の大きな壁が立ちはだかる・・・。

実話に基づく作品かと思わせるような内容だったが、実際はフィクション作品。しかし、実在の人物も一部登場し、史実を参考にした箇所も随所に見られ、虚実交えた内容になっている。戦争をテーマにした作品だが、戦争シーンは冒頭の戦艦大和の撃沈シーンだけで、ストーリーは戦艦建造費の不正を暴くというもの。戦争を論ずる視点としては目新しく面白い。ただ、再見積のための資料は一切提供されず、期限もたった2週間(途中で期限はさらに繰り上がる)という絶望的な状況の中で、前向きに取り組む主人公の姿勢は見上げたもので、自身の生き方に対する参考にもなった。見積のための計算式を構築し、不正を暴いて万々歳と思ったが、実は敵も味方も曲者といった軍人特有の思考には唯々恐ろしい。むしろ、直接の敵キャラだった田中泯演じる平山忠通の方がはるかに共感を得た。

劇場公開日 2019年7月26日



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2020-01-27

カイジ2 人生奪回ゲーム

★★★+(3.5)
wカイジ2 人生奪回ゲーム
鑑賞No:02246
製作:2011年/日本/133分
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也/伊勢谷友介/吉高由里子/生瀬勝久

再び借金を背負い、地下の強制労働施設に送られた伊藤カイジは、地獄チンチロで勝利し、仲間全員の借金2億円の返済のため2週間の猶予を与えられて地上に戻る。そして元帝愛グループ幹部の利根川に再会し、裏カジノへの招待状を手に入れる。しかし、そこで待っていたのは執拗にカイジを敵視する冷酷な支配人・一条だった・・・。

前作同様、3つのゲームを軸とした構成だが、最後の「人喰い沼」にかなりウエイトが置かれた分、冒頭の「地獄チンチロ」は説明も不十分で冒頭のゲームとしては盛り上げに欠ける。中盤のゲームも前作同様、命がけのゲームだが、選択を間違えるとライオンに食い殺されるという凄惨なゲームでドキドキもの。心理ゲームとしてはこの「姫と奴隷」ゲームが一番面白い。メインの「人喰い沼」はだんだん盛り上がっていくタイプのエピソードだったが、建物自体を傾けるという驚天動地のアイデアがピークで、そのあとは少々くどいドンデン返しが続くきらいがあった。ラストの利根川との勝負のところは、やっぱり!とうなずかせる「カイジ」らしい終わり方だった。

劇場公開日 2011年11月5日



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2020-01-26

マネキン

★★★(3.0)
wマネキン
鑑賞No:00232
原題:Mannequin
製作:1987年/アメリカ/91分
監督:マイケル・ゴットリーブ
出演:アンドリュー・マッカーシー/キム・キャトラル

芸術家肌が災いし、何をやってもすぐ馘にされる彫刻家志望の青年ジョナサンがマネキンのディスプレイという仕事を見つけた。そこで、彼は一体の美しいマネキンと再会する。それは、彼がかつてマネキン工場で造り上げた、彼の唯一の芸術作品だった。仕事中、そのマネキンがジョナサンの前でいきなり動き出す。マネキンには、古代エジプトの女性、エマの霊魂が宿っていたのだった・・・・。

80年代の古き良き時代を思い出させる作品。評価は分かれるようだが、個人的にはドタバタ感の強いB級作品と言った印象。マネキンが人間化するというシチュエーションはありがちな発想で目新しさは感じられないものの、誰もが持つ考えなので内容には共感しそう。「ポリスアカデミー」の部長役の俳優(G・W・ベイリー)が出演していたのも笑える。

劇場公開日 1988年2月20日



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2020-01-25

マネー・ピット

★★★(3.0)
wマネー・ピット
鑑賞No:00231
原題:Money Pit
製作:1986年/アメリカ/92分
監督:リチャード・ベンジャミン
出演:トム・ハンクス/シェリー・ロング

熱愛中の弁護士ウォルターとヴィオラ奏者アンナは、ウォルターの友人ジャックから破格の値段オ一軒家を紹介され購入する。喜び勇んで新居に入った二人だが、いきなり玄関のドアは外れるわ、水道からは泥水が出るわ、階段は崩れ落ちるわと散々。やむなく改修工事を始めるが、さらにひどい状態に・・・・。

タイトルの「マネー・ピット」とは“金喰い虫”のこと。超破格値の豪邸が実は次々と崩壊していく金喰い虫だったというコメディ。コメディ中心の若かりし頃のトム・ハンクスを見ることができ、現在の印象との違いを感じさせられる映画。ストーリー的には単純だが、なかなか笑える良作。しかしスピルバーグ製作総指揮の作品としては興行的に失敗作に終わっている。全体的にはドタバタコメディの感が強く、家が崩壊していく様は本来は悲しく切ないはずだが、何故か笑ってしまう。

劇場公開日 1986年12月20日



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2020-01-24

マッド・マックス/サンダードーム

★★★(3.0)
wマッドマックス サンダードーム
鑑賞No:00230
原題:Mad Max Beyond Thunderdome
製作:1985年/オーストラリア/
監督:ジョージ・ミラー/ジョージ・オギルビー
出演:メル・ギブソン/ティナ・ターナー

砂漠を彷徨うマックスが辿り着いたバータータウン。その町で野蛮な女支配者により、球状の檻に囲まれた“サンダードーム”での戦いを強いられたマックスは一人砂漠へと追放。行き倒れた所を救われた子供たちの村に招かれ親代わりのように慕われていく・・・・。

本作はメル・ギブソン主演のアクション映画のシリーズ3作目。前2作を観ずに何故か3作目からの鑑賞となったが、さして不都合は無く観れた。本作はメル・ギブソンの母国オーストラリアで製作されているが、ティナ・ターナーが出演するなどハリウッドと提携した作品となっている。カーアクションが主体というか大きな見所だが、今回はサンダードームと呼ばれる金網リングでのバトルが主体である。

劇場公開日 1985年6月29日



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2020-01-23

カイジ 人生逆転ゲーム

★★★★+(4.5)
wカイジ 人生逆転ゲーム
鑑賞No:01907
製作:2009年/日本/130分
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也/天海祐希/香川照之/山本太郎

だらだらと無為の日々を送る伊藤カイジは、ある日、悪徳金融会社の女社長・遠藤から友人の借金の肩代わりを迫られる。しかし、抱え込んだ負債を返せないカイジは、遠藤の提案した、たった一夜で借金を帳消しにでき、さらに大金を手にできるかもしれないあるゲームに挑むことに・・・・。

設定自体はありえないことが多く、架空の世界での話のよう。またゲーム自体も、簡単かつありふれたもの。普通ならなんでもないような内容だが、不思議と2時間、惹きつけられドキドキハラハラさせられる。特に最後のゲーム「Eゲーム」は面白かった。単純で分かりやすい内容だったことが、かえって気楽に観れ、ゲームの成り行きに集中できたせいかも。藤原竜也はいつものようにややオーバーな演技だが、脇を固める天海祐希、香川照之、佐藤慶などは役どころにふさわしい演技で映画をより面白くしている。気楽に観る分には結構楽しめる映画

劇場公開日 2009年10月10日



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2020-01-22

13階段

★★★+(3.5)
w13階段
鑑賞No:01243
製作:2003年/日本/122分
監督:長澤雅彦
出演:反町隆史/山崎努/笑福亭鶴瓶/田中麗奈

傷害致死罪で3年の刑に服し、4ヶ月の刑期を残して仮釈放された三上純一は、服役していた刑務所の刑務主任・南郷に、ある死刑確定囚の冤罪を晴らす調査を手伝って欲しいと頼まれる。調査を依頼したクライアントの仲介役の弁護士・杉浦の提示した報酬は、一千万円。迷う三上だが、逼迫した家計の助けになればと、仕事を引き受ける・・・・。

高野和明の同名ベストセラー小説の映画化。それぞれ過去に心の闇を持つ刑務所主任と元服役囚。意外な組み合わせの2人がある殺人事件の犯人として死刑が確定している男のえん罪を晴らそうと調査に当たる。死刑制度の矛盾と是非を問いながら、刻々と迫る死刑執行。サスペンス性もある重厚なドラマとして観る者に考えさせられる作品。リアリティを追求した死刑執行シーンが見もの。

劇場公開日 2003年2月8日

(予告編なし)

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2020-01-21

コール

★★+(2.5)
wコール
鑑賞No:01255
原題:Trapped
製作:2002年/アメリカ/106分
監督:ルイス・マンドーキ
出演:ダコタ・ファニング/シャーリーズ・セロン

オレゴン州ポートランドで麻酔医の夫ウィルと6歳の娘アビーと共に幸せな生活を送る主婦カレン・ジェニングス。だがウィルがシアトルへ出張に出かけた日、アビーが見知らぬ男のジョーに連れ去られてしまう。そして、アビーはジョーの従兄弟マーヴィンによって監禁され、ジョーはカレンにアビーを誘拐したことを告げる。一方、ウィルはジョーの妻シェリルによってホテルに監禁されてしまい、家族3人は3人の誘拐犯の手によって別々の場所に軟禁されてしまうことになり・・・。

家族3人が犯人3人にそれぞれ別の場所に軟禁されるという、設定としては興味ある展開が期待できるものだった。犯人たちもこの方法で完全誘拐を成立させていると自慢しているが、よくよく考えると、完全犯罪とは逆行したリスクの高い手で、実際に次々とボロは出るわ、突っ込みどころはあるわで、プロフェッショナルどころか、素人犯罪丸出しの内容。設定が面白そうだっただけに残念。

劇場公開日 2003年12月20日



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2020-01-20

ターミネーター ニュー・フェイト

★★★★(4.0)
wターミネーター ニュー・フェイト
鑑賞No:02954
原題:Terminator: Dark Fate
製作:2019年/アメリカ/129分
監督:ティム・ミラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン

人類滅亡の日である「審判の日」は回避されたが、まだ危機は去っていなかった。メキシコシティで父と弟とごく普通の生活を送っていた21歳の女性ダニーのもとに、未来から最新型ターミネーター「REV-9」が現れ、彼女の命を狙う。一方、同じく未来からやってきたという女性戦士グレースが、ダニーを守るためにREV-9と壮絶な戦いを繰り広げる。何度倒しても立ち上がってくるREV-9にダニーとグレースは追いつめられるが、そこへ、かつて人類を滅亡の未来から救ったサラ・コナーが現れる・・・・。

シリーズ6作目となる「ターミネーター」シリーズだが、1作目、2作目の正当な続編として製作された本作。これにより、長年不評により続編としてあからさまに無視され続けてきた「ターミネーター3」は正式に続編ではなくなった。本作は、正式な続編を名乗るとおり、シュワちゃんやリンダ・ハミルトンの登場でその雰囲気を出している。単純に観る限りは結構楽しめた。しかし、内容がチグハグで、これが興行成績の悪さにも出ているよう。特にシリーズ人気を決定づけた2作目をかなり意識してか、至る所で2作目の焼き回しのようなシーンが目立つ。年配者には懐かしく、若い人には新鮮だったかもしれないが、作品としては続編というより、リメイク感が強かった。とはいえ、CG技術は群を抜いていた。CG技術のすごさを肌で感じた最初の作品が「ターミネーター2」だったが、本作もその驚きは再現された。全編に及ぶCGシーンもすごいが、特に驚いたのが冒頭のシーン。ジョン・コナーがサラの前でターミネーターに殺されるシーンだが、この3人、最初はよく似た俳優(もしくは一般人)にメイクやCGでそれらしく見せて撮影したのかと思いきや、3人ともフルCGと聞いて超ビックリ!CG技術もここまできたかと驚嘆した。ただ、これまでストーリーの核だった「ジョン・コナーを守ること」がオープニングであっさり否定されてしまうのはいかがなものであろうか?それによって未来は変わり、本作に繋がるストーリーになるわけだが、タイムパラドックスではないかと思われるシーンがいくつかあり、ちょっと納得がいっていない作品である。

劇場公開日 2019年11月8日



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2020-01-19

間違えられた男

★★★+(3.5)
w間違えられた男
鑑賞No:00229
原題:The Wrong Man
製作:1956年/アメリカ/105分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ヘンリー・フォンダ/ベラ・マイルズ

貧乏バス演奏者のマニイは妻の歯の治療費を工面するため、保険会社に借金に行く。しかしそこの窓口係に強盗犯人と間違われ、マニイは警察に連行されてしまう。強盗犯人の顔とマニイの顔はそっくりで、筆跡まで酷似していたため犯人と断定され独房行きとなる。なんとか姉の奔走で保釈金によりマニイは釈放されるが、無実の罪を証明するため、弁護士を雇うことに・・・・。

これはいつものヒッチコック作品と思ってみるとガッカリする。いつものスリラーやホラーとは若干違い、誤認逮捕された男の不安や恐怖は描かれているが、あまり謎解きの要素はない。無実の罪なのに逮捕され、その容疑を覆す術のないとき、善良な市民の見方であるべき警察が、いいようのない国家権力の巣窟で無力な個人ではとても太刀打ちできないという空しさを感じてしまう、そんな映画。最近の邦画であった「それでもボクはやってない」が印象として近い。

劇場公開日 1957年6月19日



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2020-01-18

マイライフ・アズ・ア・ドッグ

★★★(3.0)
wマイライフ・アズ・ア・ドッグ
鑑賞No:00228
原題:Mitt liv som hund
製作:1985年/スウェーデン/102分
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:アンキ・リデン/ラルフ・カールソン

1950年代末のスウェーデン。海辺の小さな町に住む12歳の少年イングラムは、病気の母親の元を離れ、叔父が暮らす田舎の村へ行くことになった。個性的な村人たちに囲まれて過ごす楽しい日々。しかし、そんな彼の上にも現実は重くのしかかる・・・・。

若い頃、銀座のミニシアターで上演されていたのを鑑賞した。ミニシアター上演だけれど、第60回アカデミー賞最優秀監督賞にノミネートされるなど知名度は高かった作品。思春期の少年の目線で物語は描かれており、なんだか妙に懐かしさを感じさせる。

劇場公開日 1985年12月24日



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2020-01-17

ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ…

★★★(3.0)
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鑑賞No:00227
原題:Poltergeist 3
製作:1988年/アメリカ/98分
監督:ゲイリー・A・シャーマン
出演:トム・スケリット/ヘザー・オルーク

親元を離れシカゴに住む叔父と叔母のもとで新しい生活に胸ふくらませるキャロル・アンは、しかしある日、ふとしたことからあのケイン牧師の姿を見てしまい、不吉な胸騒ぎを覚える。そして彼女の予想通り、異常な現象は続発する。やがてポルターガイストは、三度キャロル・アンに襲いかかり・・・・。

2作目は観ずに3作目を観たけど、それは何の問題もなかったが、いつものごとく1作目よりも悪くなる(面白くなくなる)パターン。相変わらず、ホラー映画なのに怖くはない。ただ、撮影直後、主演の少女役を演じたヘザー・オルークが急死したことのほうが恐ろしい。ほかにもシリーズ出演者3名が急死するなど、映画を上回る恐怖感を与えられ、「呪われた映画」とも言われた。しかし、商魂逞しい米映画、ちゃっかりこの不幸を映画PRに使うあたり、驚きを超えて呆れてしまう。

劇場公開日 1988年6月25日



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2020-01-16

リップヴァンウィンクルの花嫁

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02953
製作:2016年/日本/180分
監督:岩井俊二
出演:黒木華/綾野剛/Cocco/原日出子

SNSで知り合った鉄也と結婚することになった派遣教員の皆川七海は、親族が少ないため「なんでも屋」の安室に結婚式の代理出席を依頼して式を挙げる。しかし、新婚早々に鉄也が浮気し、義母から逆に浮気の罪をかぶせられた七海は家を追い出されてしまう。そんな七海に、安室が月給100万円という好条件の住み込みのメイドの仕事を紹介する。そこで知り合った破天荒なメイド仲間の里中真白と意気投合した七海だったが、真白は体調がすぐれず日に日に痩せていく。そんなある日、真白はウェディングドレスを買いたいと言い出す・・・・。

GYAOで配信されていたのを何気に鑑賞。観ている途中で180分という長尺であることにビックリ。本作は大きく分けて、2つの設定(世界)に分けられる。一つは、七海はSNSで知り合った鉄也と結婚するが、鉄也の不倫が原因で離婚することに。しかしこのとき逆に不倫の罪をかぶせられ、家を追い出される前半部と、もう一つは家を追い出だされて行く当てもなくなった七海が安室にアルバイトを紹介され、そこで真白と意気投合し、その後、月給100万円という法外なアルバイトも一緒にすることになる後半部。まったく違う世界での七海の波乱万丈な人生が描かれている作品かと思いきや、2つの世界に共通して出てくる「何でも屋」の安室により、巧妙に仕掛けられた罠だった。ただ、この安室、得体の知れぬ男で謎が多い。すべては仕事、お金のためだろうが、その目的を除けば、七海に対して実に誠実だ。この誠実さはラストまで続く。あと、2つの世界が描かれているといったが、名前もそれぞれが現実世界の名前とネット上での2つ以上を持って使い分けているのも特徴的。その中で最後まで姿を現さない「ランバラル」が誰かなのは謎。

劇場公開日 2016年3月26日



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2020-01-15

ポルターガイスト

★★★(3.0)
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鑑賞No:00226
原題:Poltergeist
製作:1982年/アメリカ/114分
監督:トビー・フーパー
出演:クレイグ・T・ネルソン/ジョベス・ウィリアムス

クエスタ・ベルデ・エステーツなる郊外の宅地開発の行なわれた1区画に住む、不動産会社勤務のスティーヴ一家に不思議な一連の出来事はある夜、始まった。放送が終了して何も写ってないTV画面と5歳の末娘キャロル=アンが、言葉を交わしていたのだ。さらに翌日、再びTVは彼女を呼び出し、家はゆれ、霊のようなものがTVから飛び出した。それ以降、家では奇妙な現象が頻発するようになり・・・・。

「ポルターガイスト」とはドイツ語で「騒がしい霊」という意味の合成語。心霊現象の一種ともされ、特定の場所で誰も手を触れていないのに物体が移動したり、モノをたたく音が発生するなどの減少が繰り返し起こることをいう。そんな現象に悩まされる一家の恐怖を描いた作品。実際に自分の身の回りで起こった場合は怖いかもしれないが、映画映像として観ると大して怖くはない。人が死ぬこともなく、ホラー映画としては怖さのレベルは低い。

劇場公開日 1982年7月17日



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2020-01-14

ボルサリーノ2

★★★+(3.5)
wボルサリーノ2_tate
鑑賞No:00225
原題:Borsalino and Co.
製作:1974年/フランス/110分
監督:ジャック・ドレー
出演:アラン・ドロン/リカルド・クッチョーラ

僚友フランソワ・カペラを失ったロッコ・シフレディは哀しみを隠そうとはせず、その表情にはある硬い決意もうかがわれるようだった。それから三ヵ月後、フランソワの復讐をとげるつもりのロッコをファンティ警部が訪ねて来て、フランソワ殺害の黒幕はマフィアのボルポーネ兄弟の弟の方のラルティグだと告げた。ロッコはただちに腹心の部下フェルナンを伴って始末した。この事件を契機にロッコとボルポーネの血で血を洗う抗争の幕が切って落とされる・・・・。

私が子供の頃、2枚目映画スターの代名詞はアラン・ドロンだった。そして私が観たドロンの映画の中でそれを証明している象徴的な映画がこの作品だ。前作はジャン・ポール・ベルモンドと2枚看板で出演していたが、ラストでベルモンドが演じていたカペラが殺される。そのため、本作はその復讐が主体となるが、1人になってもその輝きが萎むどころか、より痺れるクールさを見せる。「太陽がいっぱい」は名作だと思うが、個人的にはアラン・ドロンの代表作は1作目と併せた「ボルサリーノ」である。

劇場公開日 1975年2月8日



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2020-01-13

ボルサリーノ

★★★★(4.0)
ボルサリーノ
鑑賞No:00224
原題:Borsalino
製作:1970年/フランス、イタリア/125分
監督:ジャック・ドレーン

1930年のマルセイユ。刑期を終えて出
出演:ジャン・ポール・ベルモンド/アラン・ドロ所してきたシフレディは、自分を密告した男を手下と共に襲い復讐する。さらに馴染みの女に会いに行くが、そこで出会った男・カペラと殴りあいになるものの、意気投合し、奇妙な友情で結ばれる。やがて二人はマルセイユを支配している親分を倒し、マルセイユを支配しようとするが・・・・・。

フランスの2大スター、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドの夢の共演が話題となった作品。ストーリーは割と単純で、チンピラやくざの2人が男の野望とロマンをかけて次第にのし上がっていくというもの。70年代の映画なので、ちょっと小恥ずかしい、喜劇のようなシーンもあるが、全体を通して2人の男らしさ、男の美学を感じさせる。アラン・ドロンのクールさとベルモンドの軽薄さも対照的だが絶妙の組み合わせで面白い。タイトルの「ボルサリーノ」は2人がかぶる帽子のブランド名。

劇場公開日 1970年6月13日



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2020-01-12

引っ越し大名!

★★★+(3.5)
w引っ越し大名!
鑑賞No:02952
製作:2019年/日本/120分
監督:犬童一心
出演:星野源/高橋一生/高畑充希/山内圭哉

姫路藩書庫番の片桐春之介は人と接するのが苦手で、いつも書庫にこもり書物にあたっていた。幕府から豊後(大分県)の日田への国替を言い渡された藩主の松平直矩は、度重なる国替からの借金と、これまでにない遠方への引越し、さらに減棒と、国の存亡が危うくなるほどのピンチに頭をかかえていた。この国難を乗り切れるかは、国替えを仕切る引っ越し奉行の腕にかかっていたが、前任者は激務が原因ですでに亡くなり、国替のノウハウも失われていた。そんな中で、書物好きなら博識だろうという理由から、春之介が引っ越し奉行に任命されてしまう・・・・。

昔の時代劇というと、正義と悪がはっきりしていて、最後は正義が悪を倒すというのが常套手段だったが、最近の時代劇はこれまでにない側面から切り取って作るというのが流行っているみたいだ。特に「武士の家計簿」「利息でござる」「決算!忠臣蔵」といった金銭面をテーマにしたものが増えている。本作は国替えを1つのプロジェクトとして扱っているが、大事な予算管理、スケジュール管理といった側面から描かれている。もはや時代劇というよりは、ビジネス映画と言ってもよいのではないだろうか。テーマは斬新で期待も膨らむところだったが、ストーリーはあまり起伏のない展開で、大変なプロジェクトの割には思ったほどの苦労が感じられず、割とすんなり国替えが行われてしまうので、チョット拍子抜けする。

劇場公開日 2019年8月30日



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2020-01-11

ポリスアカデミー5/マイアミ特別勤務

★★(2.0)
wポリスアカデミー5
鑑賞No:00223
原題:Police Academy 5: Assignment Miami Beach
製作:1988年/アメリカ/90分
監督:アラン・マイヤーソン
出演:ババ・スミス/マイケル・ウィンスロー

定年を間近に控え、失意の日々を過ごしているラサール校長の姿に見かねたハイタワーたちポリス・アカデミーの卒業生は、永年勤続の表彰をうける校長に同行し、マイアミへ向かうことになった。一行は、ラサール校長の甥である刑事部長ニックに出迎えられるが、空港で校長はトニーを主犯とするダイヤモンド強奪一味と自分のバッグを取り間違えてしまう・・・・。

シリーズも5作目となり、本作の顔だったスティーヴ・グッテンバーグが降板したというチャレンジ精神には一定の評価はするものの、その代わりになるべきキャラクターが不在のため、作品としてはもう纏まりのないグダグダなものになっている。やはり、シリーズ4作目でレビューした通り、マンネリ化のツケが回ってきた感じ。

劇場公開日 1988年7月2日



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2020-01-10

ポリスアカデミー4/市民パトロール

★★★(3.0)
wポリスアカデミー4
鑑賞No:00222
原題:Police Academy 4: Citizens on Patrol
製作:1986年/アメリカ/88分
監督:ジム・ドレイク
出演:スティーヴ・グッテンバーグ/ババ・スミス

パトカーで警備中のマホニーとジョーンズ。ポリス・アカデミーの校長ラサールから、突然の集合命令がかかった。定年近いラサールは、往年の夢である市民の自警団を組織するというのである。ポリアカ・メンバーに課せられた使命は、自警団員の募集だ。タックルベリーとキャラハンは老人ホームヘ、マホニーとジョーンズは札付きの悪童たちを、ゼッドは女性サークルへと、それぞれ勧誘しに行くことになったが・・・・。

やはりシリーズ1作目が新鮮で一番面白く、その後はその余波で観ていた感があるが、シリーズも4作目にもなると、新鮮さもかなり薄れ、ストーリーもマンネリ化し、ギャグもわざとらしくさえ見えてくる。過去のキャラクターに依存しすぎており、新たなキャラクターの積極的な登場をしなかったツケが本作当たりから見られ出した感じ。舞台は警察学校なんだから、毎回新たなキャラクターで製作するぐらいのチャレンジ精神があってもよかった。

劇場公開日 1987年6月13日



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2020-01-09

ポリスアカデミー3/全員再訓練!

★★★(3.0)
wポリスアカデミー3
鑑賞No:00211
原題:Police Academy 3: Back In Training
製作:1986年/アメリカ/83分
監督:ジェリー・パリス
出演:スティーヴ・グッテンバーグ/ババ・スミス

お馴染みマホニーやジョーンズ、ハイタワー、タックルベリーらが卒業したポリス・アカデミーが廃校になるかもしれないという噂が流れる。校長のラサールは教え子に助けを求め、OBたちはそれに応じてラサール校長のもとに集まってくるが・・・・。

お馴染みポリアカ・シリーズのメンバーに加え、今回は新たに新人たちが絡んでくるが、これまたとんでもない連中ばかり。キャラが増えて新鮮になった反面、一人ひとりのキャラは薄れてしまった感はある。より個性の強いキャラは強調される傾向にあるが、主役のマホニーは存在が薄れつつある感は否めなくなっている。相変わらず軽いノリで、バカバカしいギャグ満載だが、気楽に楽しめる。

劇場公開日 1986年7月19日



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2020-01-08

ポリスアカデミー2/全員出勤!

★★★(3.0)
wポリスアカデミー2
鑑賞No:00220
原題:Police Academy 2 Their First Assignment
製作:1985年/アメリカ/87分
監督:ジェリー・パリス
出演:スティーヴ・グッテンバーグ/ババ・スミス

ラサール署長の管轄する地区は全米で最悪の犯罪地区だった。そのため彼は、その元凶であるその地区の凶悪な暴走族を一網打尽にしようと優秀な警察官の配属を望んでいた。そこで、警察学校の校長をしている兄に相談したところ、6人の新任警察官が選ばれた。だが選ばれたのはマホニーをはじめ、怪力ハイタワーや拳銃狂タックルベリー、人間効果音ラーヴェルらだった・・・。

1作目の主要メンバーがそのまま登場する続編。舞台も警察学校から実際の勤務場所になって興味津々で、ドタバタぶりは相変わらず。また各キャラクターの個性もはっきり確立してくる。ただ、ポリ・アカの笑いのキーポイントであったハリス教官が出てこないのが寂しく、やや笑いがパワーダウンしたような印象を受けてしまう。それでも気楽に観る映画としては最適。

劇場公開日 1985年7月6日



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2020-01-07

ポリスアカデミー

★★★+(3.5)
wポリスアカデミー
鑑賞No:00219
原題:Police Academy
製作:1984年/アメリカ/96分
監督:ヒュー・ウィルソン
出演:スティーブ・グッテンバーグ/キム・キャトラル

ある都市の女性市長が、警察官採用にかかるすべての制限を撤廃した。これによりとんでもない志願者が殺到することになる。鬼教官ハリスは、彼らをしごき上げることで不良志願者を追い出そうとするが・・・。

警察学校を舞台にしたコメディ。“ポリアカ”シリーズの記念すべき第1作。イタズラ好きのブタ箱入り寸前男、拳銃狂、効果音男など個性あふれるキャラクタが警察学校の志願者としてやってきてドタバタを展開。ところどころにお色気や下ネタもあり、飽きさせない。コメディの基本はアメリカ的で、日本人的文化にそぐわずアメリカ人ほど笑えないところもあり必ずしも洗練されたコメディとまではいえないが、まずまずは楽しめる作品。

劇場公開日 1984年10月6日



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2020-01-06

ボディガード

★★★(3.0)
wボディガード
鑑賞No:00218
原題:The Bodyguard
製作:1992年/アメリカ/135分
監督:ミック・ジャクソン
出演:ケヴィン・コスナー/ホイットニー・ヒューストン

世界屈指のボディガートといわれているフランク・ファーマーは歌手で女優のスーパースター、レイチェル・マロンの護衛を依頼される。最近彼女の身辺で不穏な事件が起こり、脅迫状まで届けられていたからだった。最初は険悪な関係だった二人だが、ライブ中に襲われたレイチェルをフランクが救ったことから、レイチェルは次第に心を開きはじめ、やがて愛情が芽生え始める・・・・。

ありきたりなラブ・ストーリーだが、当時人気絶頂のケヴィン・コスナー主演ということと、ホイットニーが歌う「I Will Always Love You」の大ヒットで何となく有名になった映画。ボディガードという職業にスポットライトを当てた点は面白く、職業柄、アクション性とサスペンス性は出てくるのでそれなりには楽しめるが、やはり内容的にはありきたりで、ケヴィンとホイットニーのためだけの映画ともいえる。しかし共に自分の職業に対する自覚と責任が強く、ラストはそれに従ってしまうあたりは少しジ~ンときた。ちなみにtakusyun夫婦の結婚式での入場曲がこの「I Will Always Love You」でした。

劇場公開日 1992年12月5日



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2020-01-05

パラレルワールド・ラブストーリー

★★★+(3.5)
wパラレルワールド・ラブストーリー
鑑賞No:02951
製作:2019年/日本/108分
監督:森義隆
出演:玉森裕太/吉岡里帆/染谷将太/筒井道隆

脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史と三輪智彦は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバルだ。ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は、崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子だった。そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた・・・・。

東野圭吾の異色恋愛小説の映画化。原作は読んでいないが、タイトルから勝手にSFラブロマンス的な内容かと思っていたが、蓋を開けてみるとチョット違っていた。SFラブロマンスというよりは、どちらかというとホラー・サスペンスに近いような感じ。というのも、タイトルに惑わされたからだ。「パラレルワールド」の個人的な理解としては、「現実のある時点から現実とは違う世界が現実と同じ時間軸で並行して存在するもの」というものであり、端的に言えば、「この時、〇〇をしていれば・・・・」といったIF(もしも~)に対する答えの世界というものを想像していた。冒頭のシーンでいうと、並走する電車の窓から見える女性に対して「告白できる・告白できない」という結果の分岐によるパラレルワールドの存在を期待して観ていたが違った。また、本作のストーリー展開において時間軸の説明がなく、時間軸がコロコロ変わるという分かりにくさがあった。これも、本作がホラー・サスペンス映画に変貌していく布石なのだが、それは途中までわからない。ただ、最後にわかるのは、決してホラー・サスペンス映画ではなく、友情・愛情をテーマにした作品ということだ。

劇場公開日 2019年5月



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2020-01-04

ザ・ファブル

★★★★(4.0)
wザ・ファブル
鑑賞No:02950
製作:2019年/日本/123分
監督:江口カン
出演:岡田准一/木村文乃/山本美月/福士蒼汰

超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブルは、育ての親であるボスから、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したらボスによって処分されてしまうという厳しい条件の中、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコと兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんな中、偶然知り合った女性ミサキがある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗り込んでいく・・・・。

2017年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミックの実写映画化。相手を6秒以内に倒すという超人的な殺人能力がある天才的な殺し屋ファブルが殺しを封印し、一般社会に溶け込んで生活するというミッションを体験するストーリー。恐るべき殺人能力を持ちながら、一般社会のことは何も知らないというギャップが面白い。よく似た設定の作品としては殺し屋ではないが、ポール・ホーガン主演の「クロコダイル・ダンディー」が近いだろうか。ともかく強い。ただ面白いのはそんな超人的な強さを誇るファブルが実は猫舌だったり、時給800円のアルバイトをしていたり、三流芸人・ジャッカル富岡のファンだったりと、殺し屋とは思えない横顔があること、さらにそんなジャッカルを、これまではクールな役どころが多かった岡田准一が演じているという更なるギャップである。脇を固める俳優陣も豪華で、福士蒼汰や向井理のワル役も見もの。

劇場公開日 2019年6月21日



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2020-01-03

ザ・タンク

★★(2.0)
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鑑賞No:02949
原題:The Tank
製作:2017年/アメリカ/85分
監督:ケリー・マディソン
出演:ジャック・ダベンポート/マルグリット・モロー

火星探査訓練のためタンク内に密閉された宇宙飛行士6人が思わぬ恐怖に襲われる様子を描いたシチュエーションスリラー。2012年、地質学者のジュリア、社会学者のトム、元空軍パイロットのウィル、臨床医のルーク、医学博士のネリー、元海兵隊員のデーンという6人の宇宙飛行士が、アメリカ史上最も過酷な宇宙ミッションに挑むため、南極のタンク施設「ICE-SAT5」で471日間の模擬訓練を行なうことに。閉ざされた空間で6人きりで過ごすうちに、彼らは現実と訓練の境界線を見失っていき・・・・。

面白そうな設定だなと思って、予備知識はなかったが期待して見始めたが、何とも期待外れな作品。経歴は必ずしもプロとは言えないが、少なくとも6人は宇宙飛行士として訓練を受けたはず。それが長期間の密閉空間での訓練とはいえ、言うほど現実と訓練の境界線を見失うものだろうか? 果たして、訓練中は特筆すべき事件は起こっていない。起こったのはチョコレートの盗みとポーカーに負けた奴がブチ切れる事件だけ。普通の生活においてもショボい事件だ。そして本当の事件が起こるのは人間関係がギクシャアクしだした訓練中ではなく、訓練最終日。いろいろ訓練ではあったけど、これで終わりねと言っている中で一人が突然、暴挙に出る。いよいよ始まるかと思ったが、そのきっかけがイマイチよくわからない。全く持って理解不能な理由で銃を振り回し、一人を撃ってしまう。その死というわけでもない。発作による病死、自殺、事故死など死因も明白。よって、結論は何だったのかわからない映画ということ。あえて言うなら、予算消化のための杜撰な計画による事故といえるが、この映画自体がそうじゃないの?と言いたい作品。

劇場公開日 2018年1月9日



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2020-01-02

ジョーカー

★★★★(4.0)
wジョーカー
鑑賞No:02948
原題:Joker
製作:2019年/アメリカ/122分
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ

アーサー・フレックはコメディアンを夢見る心優しい男。母親から「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」と教わった彼は、大都会で大道芸人として暮らしながら、いつの日か世界中に笑顔を届けようと心に誓う。しかし、周囲から冷たい反応や暴力を受け、しだいに精神を病んでいった彼は、自ら施したピエロメイクの悪“ジョーカー”へ変貌を遂げる・・・・。

「バットマン」の適役としてこれまでジャック・ニコルソンやヒース・レジャーなどが演じてきたジョーカーの誕生秘話を描いた作品。DCコミックス作品としては初めてベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞している。母親思いで、コメディアンを目指して大道芸人として細々と生きているアーサーが次第に狂気を帯びていく様子が克明に描かれているのだが、何といってもその狂気ぶりを主演のホアキン・フェニックスが恐るべき演技力で演じ切っている。「バットマン」のスピンオフ作品のような形だが、雰囲気や作風は「バットマン」とは違う。「バットマン」も陰のある、全体的に暗い作品ではあるが、本作は暗いというより得体のしれない恐怖が常に付きまとう作品である。ただ、ラストで「バットマン」ストーリーにつながるようになっている。

劇場公開日 2019年10月4日



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2020-01-01

泣くな赤鬼

★★★★(4.0)
w泣くな赤鬼
鑑賞No:02947
製作:2019年/日本/111分
監督:兼重淳
出演:堤真一/柳楽優弥/川栄李奈/竜星涼

日に焼けた赤い顔、鬼のような熱血指導から、かつては「赤鬼」と呼ばれていた城南工業野球部監督・小渕隆。しかし、甲子園出場の夢はかなうことなく、10年の歳月が流れた。あの頃のような野球への熱い思いは衰え、身体にもガタがきている50代の疲れた中年となった赤鬼は、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之=愛称ゴルゴと偶然再会する。類まれなる野球センスを持ちながら、努力もせずに途中で挫折し、高校を中退したゴルゴも、今では20代半ばとなり、妻と息子の3人で幸せな家庭を築く、一人前の大人に成長していた。しかし、ゴルゴが若くして末期がんにより余命半年であることを知った赤鬼は、ゴルゴのためにあることを企画する・・・・。

重松清の同名短編小説の映画化。赤鬼役の堤真一とゴルゴ役の柳楽優弥の見事な配役に尽きる作品。一方は若い頃熱血教師だった男が草臥れた中年教師となり、もう一方は高校生の頃は自分の才能にうぬぼれてツッパっていた少年が立派な大人となっていた。そんな二人が再会し、次第に打ち解けていく様子を描いている。ただ、物語はそれだけではなく、ゴルゴが末期がんということで、生きた証をどう幼い我が子に残すかということを模索する姿が並行して描かれる。全体的にはありふれたストーリーだが、二人の苦悩する姿には心打たれる。ちょっとしたボタンの掛け違い、コミュニケーション不足が人生を変えてしまう一例である。長い年月を経て心打ち解け、真実を吐露すると、何てことはなかったことが分かるのに・・・といった感じかな。

劇場公開日 2019年6月14日



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