FC2ブログ

2020-03-31

あしたのジョー2

★★★★(4.0)
wあしたのジョー2
鑑賞No:00280
製作:1981年/日本/110分
監督:出崎統
声の出演:あおい輝彦/藤岡重慶/檀ふみ/岡田眞澄

ライバル・力石徹の死から1年。丹下ジムに戻ってきた矢吹丈はボクサーとしてカムバックするが、力石との死闘が後遺症となって頭部へのパンチができなくなっていた。そんな丈の前に、彼の野生の闘争心を駆り立てるような新たなライバル、カーロス・リベラが現れる。カーロスとの死闘の末、後遺症から解放された丈はついにバンタム級世界チャンピオン、ホセ・メンドーサと戦うことに・・・。

名作アニメの映画版の続編。力石徹との死闘とともに、名勝負ともいえる「カーロス・リベラ戦」「ホセ・メンドーサ戦」を中心に描かれている。力石の死を乗り越え、新たなライバルのカーロスと対戦するも、そのカーロスも丈のパンチによってパンチドランカーとなり、ホセとの試合で廃人にされてしまう。また丈もパンチドランカーになっており、ホセとの試合で・・・、とボクシングというスポーツの厳しさ・過酷さをアニメの世界でも再現している。ラストシーンは伝説ともなった有名なシーンで何度見てもジーンとくる。ちなみに、あしたのジョーの主人公・矢吹丈のモデルは一時期お笑いタレントとしてTVなどに出ていた、たこ八郎という話がある。実際、たこ八郎は元ボクサーで、1962年に日本フライ級チャンピオンとなっている。左目の視力がほとんどなく、それを悟られないために、相手に打たせるだけ打たし、疲れたところで反撃するという戦法をとっており、それが矢吹丈のノーガード戦法のモデルになったといわれている。また、引退理由はパンチドランカーになったためであるが、それも矢吹丈に通じている。

劇場公開日 1981年7月18日



>>あしたのジョー2のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-あ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-30

あしたのジョー

★★★★+(4.5)
wあしたのジョー
鑑賞No:00279
製作:1980年/日本/153分
監督:福田陽一郎
声の出演:あおい輝彦/細川俊之/藤岡重慶/檀ふみ

東京下町のドヤ街で丹下段平はふとしたことで知り合った矢吹丈のボクサーとしての資質を見抜く。しかし非行を重ねる丈は少年院に、さらには特等少年院送りにまでなる。そこで出会った男こそ、のちに宿命のライバルとなる力石徹だった・・・。

人気TVアニメを再編集して製作された映画。不良少年・矢吹丈とボクシングトレーナー・丹下段平との出会いから、宿命のライバル・力石徹との死闘までを描く。「巨人の星」と並んでスポ根アニメの名作中の名作といえる作品。アウトローな主役はまさにハングリーなスポーツの代表であるボクシングのイメージにピッタリ。喧嘩はするわ、少年院送りになるわ、言葉遣いも荒っぽく、礼儀なんてない一少年が、ボクシングという格好の目的を得、さらに宿命ともいえる最高のライバルをも得て、そのあふれんばかりの若き欲望をぶつけていく姿に思わず見ているほうものめりこんでいく。終盤はどちらかというと力石徹が主役のようにも見えるが、主役の丈を食わんばかりの存在感と男らしさは最高。両者の死闘もすざましいが、試合に至るまでの力石の命を賭けた減量も鬼気迫る。死闘を終えた後のシーンはまさに衝撃的。

劇場公開日 1980年3月8日

(予告編なし)

>>あしたのジョーのキャスト一覧を見る

  1. 邦画-あ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-29

あげまん

★★★★(4.0)
wあげまん
鑑賞No:00278
製作:1990年/日本/118分
監督:伊丹十三
出演:宮本信子/津川雅彦/大滝秀治/金田龍之介

捨て子だったナヨコは芸者の置き屋に預けられ、やがて僧侶の旦那を持つようになるが、その僧侶の位はどんどん高くなっていった。僧侶の死後、OLとなったナヨコはふとしたことからうだつのあがらない銀行員と知り合うが、その男もどんどん出世していった。ナヨコは、周囲の男の運を開いていく“あげまん”だったのだ・・・。

“あげまん”と呼ばれる上昇運をもたらすヒロインを中心に、彼女を取り巻く男たちの葛藤を描く。“あげまん”はもともとは色街で使われていた隠語らしいが、この映画で広く流行した。そういう意味でも伊丹映画はあまり知られていないが興味深い世界を我々に紹介し分かりやすく映画という形で紹介してくれている。本作も他の作品と違わず、いい構成・展開で楽しめた。宮本信子の18歳役には少々無理があったが、あげまん芸者を見事に演じていた。この映画のヒットからも、宮本信子自身があげまん女優ともいえるのではないか。

劇場公開日 1990年6月2日



>>あげまんのキャスト一覧を見る

  1. 邦画-あ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-28

悪魔の手毬唄

★★★★(4.0)
w悪魔の手毬唄
鑑賞No:00277
製作:1977年/日本/144分
監督:市川崑
出演:石坂浩二/岸恵子/北公次/永島暎子

鬼首村で起こった20年前の迷宮入り事件の解明に執念を燃やす磯川警部の依頼で金田一耕助がやってくる。同じ時、この村出身の人気歌手大空ゆかりが凱旋し村は盛り上がるが、その夜、村の二大勢力の一つ由良家の泰子が惨殺される。これを機に鬼首村では連続殺人が続くことになる・・・。

「犬神家の一族」に続く市川崑の金田一耕助シリーズ第2弾。横溝正史作品映画としては「犬神家の一族」と並ぶ傑作といえる。原作をわりと忠実に再現しており、また原作を読んでいなくてもわかりやすい構成になっている。また他の映画化された横溝作品に比べ残虐性が少ない分、ミステリー性やストーリー性が高くなっている。手毬唄通りに殺人が起こるというのは横溝正史らしい設定だが、時代背景とうまくマッチさせ、あまり違和感のないようにうまく仕立て上げられている。また数奇な運命を巡る話も、殺人事件の謎解きよりミステリー性があり、楽しめる。

劇場公開日 1977年4月2日



>>悪魔の手毬唄のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-あ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-27

赤い帽子の女

★★(2.0)
w赤い帽子の女
鑑賞No:00276
製作:1982年/日本/104分
監督:神代辰巳
出演:永島敏行/クリスチーナ・ファン・アイク

インフレによる経済悪化が進行する1923年のドイツ。男は先輩・東野の誘いでミュンヘンにやってくる。この街は、外国の金があれば好き勝手なことができるということだった。男はそこで赤い帽子をかぶった女と出会い、その魅力の虜となってしまう。そしていつしか男は赤い帽子の女と関係を結び、奇妙な生活が始まることに・・・・。

本作は芥川龍之介の作品とも噂されている同名小説の映画化。文豪が書いた(らしい)作品という触れ込みだが、イマイチ良さはよく分からなかった。ただ、元はポルノ小説なので当然映像的にはポルノ映画のごとくだが、どこか奔放な赤い帽子の女に振り回され、愛欲に溺れ、そして捨てられる男の悲哀というか、惨めさを永島敏行がよく演じていた。

劇場公開日 1982年10月16日

(予告編なし)

>>赤い帽子の女のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-あ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-26

あゝ野麦峠

★★★★(4.0)
wあゝ野麦峠
鑑賞No:00275
製作:1979年/日本/154分
監督:山本薩夫
出演:大竹しのぶ/原田美枝子/友里千賀子/古手川祐子

明治36年、飛騨から野麦峠を越えて信州諏訪に向う少女たちの集団があった。少女たちはわずかな契約金で女工として製糸工場で働くために連れてこられていたのだ。河合村のみね、はな、きく、ときもこの一行の中におり、新工として山安足立組で働くことになっていた・・・。

明治から昭和初期にかけて、長野県の製糸工場で低賃金と長時間労働を強いられた女工たちの悲惨な現実を描いた作品。「クワイエットルームにようこそ」や「黒い家」などで見せた大竹しのぶの、一種狂気じみた役柄とは180度違う、初々しい演技がまぶしくすら感じる作品でもある。また、原作の山本茂実が10数年かけて取材しただけあって、女工たちの悲惨な実情が見事に浮き彫りにされている。そんな悲惨な実情の中で、時には励ましあい、時には対立しながらも、それぞれ力強く、たくましく生きる女性のすごさには驚かされる。(近代日本の飛躍的進歩の裏には女性の力が大であったことを改めて感じさせられた)
それにしても、やはり悲しく哀れな彼女たちの青春には涙せずに入られない。

劇場公開日 1979年6月30日



>>あゝ野麦峠のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-あ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-25

若き勇者たち

★★★(3.0)
w若き勇者たち
鑑賞No:00274
原題:Red Dawn
製作:1984年/アメリカ/114分
監督:ジョン・ミリアス
出演:パトリック・スウェイジ/C・トーマス・ハウエル

コロラド州にある高校の授業中に、突然空から落下傘部隊が舞い降りてくる。校庭に降り立った兵士たちは生徒や教師に対し発砲し始め、生徒たちは次々と倒れていく。この混乱の中、軽トラックで脱出したジェドとマットの兄弟は、友人を拾いながら山に逃げ込む。そして自給自足の生活を始めるが、町はソ連軍をはじめとした共産連合軍に占拠されていた。やがて彼らは連合軍にゲリラ戦で挑むことに・・・。

アメリカに突然侵略してきたソ連軍に徹底抗戦を挑んだ高校生男女8名の姿を描く。「もしもソ連がアメリカに侵攻してきたら・・・」という発想の映画で、それなりに楽しめた映画。設定が戦争となっているが、内容的にはサバイバル映画とも言うべきもの。やや戦争を正当化させるような雰囲気もあり、戦意高揚映画とも批判されたようだが、さほど神経質になるほどの政治性はなく、単なる娯楽アクション映画として楽しめばよいと思う。パトリック・スウェイジ、C・トーマス・ハウエル、リー・トンプソン、チャーリー・シーン、ジェニファー・グレイなどの当時青春スターといわれていた俳優が大挙して出ているのも懐かしい。

劇場公開日 1984年12月15日



>>若き勇者たちのキャスト一覧を見る

  1. 洋画(わ行)
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-24

よこがお

★★★(3.0)
wよこがお
鑑賞No:02962
製作:2019年/日本、フランス/111分
監督:深田晃司
出演:筒井真理子/市川実日子/池松壮亮/吹越満

周囲からの信頼も厚い訪問看護師の市子は、1年ほど前から看護に通っている大石家の長女・基子に、介護福祉士になるための勉強を見てやっていた。ニートだった基子は気の許せる唯一無二の存在として市子を密かに慕っていたが、基子から市子への思いは憧れ以上の感情へと変化していった。ある日、基子の妹・サキが失踪する。1週間後にサキは無事に保護されるが、誘拐犯として逮捕されたのは意外な人物だった。この誘拐事件への関与を疑われたことを契機に市子の日常は一変。これまで築きあげてきた生活が崩壊した市子は、理不尽な状況へと追い込まれていく・・・・。

主要な登場人物は少ないが、ちょっと分かりにくい作品。登場人物の人間関係が、物語が進んで行かないと分かりにくい上、結構、時間軸が前後し、余計ストーリーを分かりにくくしている。なおかつ、主人公は2人の人物になりすますため、さらに複雑。また、登場人物の行動も異様。甥の犯行動機も不明、主人公や基子の行動も理解しがたいことがあった。リサと和道との年の差カップルも不自然だし、復讐もショボい。何もかも中途半端な感じが否めないが、ラブシーンのみ大胆だった。

劇場公開日 2019年7月26日



>>よこがおのキャスト一覧を見る

  1. 邦画-よ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-23

ワーキング・ガール

★★★(3.0)
wワーキング・ガール
鑑賞No:00273
原題:Working Girl
製作:1988年/アメリカ/113分
監督:マイク・ニコルズ
出演:ハリソン・フォード/シガニー・ウィーバー

ウォール街の投資銀行で働くテスは、元々秘書養成学校卒であったが夜学でビジネスの学位を優等で取る頑張り屋。しかし有名大卒ではないために出世の見込みはゼロ。上司から受けられるのは引き立てとは程遠いセクハラだけ、問題児扱いで人事部のお世話になるばかり。 今度また問題を起こしたら馘、と釘を刺されたテスの新しい上司は、M&A部門にボストンから赴任してきた重役のキャサリン。同性で同い年の彼女と意気投合し、張り切るテスだったが、やがてキャサリンの意外な本性を知る。 そんな中、キャサリンがスキー休暇中に足を骨折。職場復帰するまでの間、テスはキャサリンの愛人ジャックと共に、進行中の合併話を期せずして進行させることになる・・・・。

今やハリウッドの大物俳優となったハリソン・フォード、シガーニー・ウィーバー、メラニー・グリフィスなど主要キャストの若かりし頃の作品。働く女性の社会進出を象徴したサクセス・ストーリーだが、男性の助力も多分にあり、サクセス・ストーリーとしての満足感は少ない。

劇場公開日 1989年5月20日



>>ワーキング・ガールのキャスト一覧を見る

  1. 洋画(わ行)
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-22

ロマンシング・ストーン/秘宝の谷

★★★(3.0)
wロマンシング・ストーン
鑑賞No:00272
原題:Romancing the Stone
製作:1984年/アメリカ/106分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・ダグラス/キャスリーン・ターナー

冒険小説のベストセラー女流作家ジョーンは、誘拐され危機に瀕している姉を救うため単身コロンビアへ。そこで彼女が出会ったのはうさんくさい冒険家ジャックだった。やがて事件は伝説のエメラルドを巡る大陰謀へと発展、次から次へと絶体絶命の危機がやってくる・・・・。

簡単で分かりやすいストーリーだが、かといってチープな内容ではなく、アクションあり、コメディあり、ロマンスあり、スリラーありと様々な要素が盛り込んでいる贅沢な作品。若き日のマイケル・ダグラスを観ることができる。

劇場公開日 1984年10月20日



>>ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 のキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-21

3人の信長

★★★+(3.5)
w3人の信長
鑑賞No:02961
製作:2019年/日本/106分
監督:渡辺啓
出演:TAKAHIRO/市原隼人/岡田義徳/高嶋政宏

永禄13年、かつて主君である今川義元を討たれたことへの復讐に燃える蒲原氏徳ら元今川軍の侍たちが、金ヶ崎の戦いに敗れて逃走中の織田信長を捕らえることに成功する。しかし、彼らが捕らえた信長は3人もいた。万が一、影武者の首を討ち取ってしまっては、今川家は笑いものになってしまう。蒲原らはあの手この手で本物をあぶりだそうとするが、3人の信長たちも本物を守るため「我こそが信長だ」と猛アピール。3人の信長と元今川軍の侍たちは、翻弄し、翻弄される謀略合戦を繰り広げる・・・・。

戦国大名の影武者にスポットライトを当てた作品。戦国大名の影武者と言えば武田信玄が有名ではあるが、本作で取り上げられた織田信長の影武者が存在した事実は史料上では無い。そんな信長にもし影武者がいたとしたら・・・と言うことだろうが、信長の一般的なイメージとは違った側面を想像させるコメディ仕立ての作品となっている。ストーリーは、信長の影武者と名乗る3人の中から本物の信長を見極めようとするドタバタぶりを描いているが、本物当ては観客に対しても行われており、観る者も誰が本物の信長なのか考えさせながら観てしまう。終盤、意外な展開になるが、最後は無難な結果に落ち着くところは少しドンデン返し性が弱い。ただ、ラストでタイトルが変わるオチは良かった。

劇場公開日 2019年9月20日



>>3人の信長のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-さ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-17

最高の人生の見つけ方

★★★+(3.5)
w最高の人生の見つけ方
鑑賞No:02960
製作:2019年/日本/115分
監督:犬童一心
出演:吉永小百合/天海祐希/ムロツヨシ/満島ひかり

人生のほとんどを家庭のために捧げてきた主婦・幸枝と、仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長・マ子。余命宣告を受けた2人は病院で偶然に出会う。初めて人生に空しさを感じていた彼女たちがたまたま手にしたのは、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」だった。幸枝とマ子は、残された時間をこのリストに書かれたすべてを実行するために費やす決断をし、自らの殻を破っていく。これまでの人生で決してやらなかったことを体験していく中で、彼女たちは今まで気づくことのなかった生きる楽しさと幸せをかみしめていく・・・・。

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演で2007年に製作された同名映画の日本版リメイク。本作ではごく普通の主婦と大金持ちの女社長のコンビに設定し、主婦を吉永小百合、女社長を天海祐希を演じている。自分たちのやりたいことではなく、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」の項目を少女の供養のために代わりに実行するというのはちょっと無理があるかも。また、やりたいことに対する理由(思い入れ)がはっきりしないので、見ていてもこちらの思い入れも湧かないのは残念。基本的に出演者に悪い人はいないので、最後まで気分良く観れる(唯一、女社長・マ子の旦那が悪い人といえば言えなくもないが、表向きの夫婦仲は良く、ラストの去り際もジタバタせず潔くてある意味、好感が持てた)。

劇場公開日 2019年10月11日



>>最高の人生の見つけ方のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-さ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-16

ロボコップ2

★★+(2.5)
wロボコップ2
鑑賞No:00271
原題:Robocop 2
製作:1990年/アメリカ/116分
監督:アービン・カーシュナー
出演:ピーター・ウェラー/ナンシー・アレン

治安が悪化するばかりの犯罪都市デトロイト。ある麻薬が蔓延する中、ロボコップは市民の生命を守るため孤軍奮闘していた。一方、オムニ社では会長がロボコップより忠実に従うロボコップ2号を開発させていた。そのさなか、ロボコップは麻薬組織のボスが牛耳る工場を突き止める。だがそこで、ボスの手下で機械に詳しい少年によって体を解体されてしまう。それでも何とか持ち直したロボコップは、ついに組織のボスを倒した。しかし、オムニ社の女博士はそのボスの死体からロボコップ2号を誕生させてしまう・・・・。

1987年製作「ロボコップ」の続編。1作目では完全無敵のヒーローが誕生し、もはや人間相手では敵がいないというほどの強さを見せつけたため、2作目では敵キャラとして同じくロボットを出してきたのはちょっと安易ではあるが、常道ではある。1作目ではアクションだけではなく、半人間半ロボットとして生きていくことになった主人公の心の葛藤の占める割合が大きかったが、本作はそういった人間ドラマの部分はあまり描かれず、アクションシーンを強化したため、迫力はあるが内容は薄い。ただ、CGがまだ多用されていない時代にあって、よく頑張っていると思う。

劇場公開日 1990年7月27日



>>ロボコップ2のキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-15

記憶にございません!

★★★★(4.0)
w記憶にございません!
鑑賞No:02959
製作:2019年/日本/127分
監督:三谷幸喜
出演:中井貴一/ディーン・フジオカ/石田ゆり子/草刈正雄

内閣総理大臣の黒田啓介は、史上最悪のダメ総理と揶揄されるほど国民から徹底的に嫌われていた。ある日、演説中に聴衆から飛んできた石が頭に当たって昏倒し、そのまま病院送りに。ベッドの上で目覚めた黒田は一切の記憶を失っていた。彼の秘書官3人は、このままだと国政が大混乱になると、記憶喪失の事実を国民はもちろん、大臣や家族にも秘密にすることを決める。そんな記憶をなくした総理には、当然のように次から次へとトラブルが襲いかかる。その一方で、まるで憑き物が落ちたかのように、これまでの悪行がウソのような普通のおじさん然とした言動を繰り返し、周囲を困惑させる黒田だったが・・・・。

三谷幸喜の長編映画監督8作目。多彩な分野の映画製作をしている三谷幸喜が今度は政治の世界を描いた政界コメディ。タイトルはかつて世間を騒がせた汚職事件「ロッキード事件」の証人喚問で証人が連発して使い、流行語にもなった言葉。その後も特に政治家によって偽証や証言拒否を避けるためによく使われており、五十歳代以上の人には聞き慣れた不愉快な回答言葉である。悪徳政治家の象徴的な言葉としてタイトルに採用したのかもしれないが、主人公の悪徳政治家ぶりは冒頭の一瞬のみ出てくるだけで、「記憶にございません」という言葉が映画の中で連発して使われるわけではなかった。よって、主人公のそれまでの悪徳ぶりが想像しがたく、記憶喪失後との違いの差がわかりづらかった。キャストは相変わらず豪華で、三谷映画常連組の俳優はもちろん、ディーン・フジオカの首相秘書官はハマリ役だったし、草刈正雄の存在感も大きかった。あと、主人公の恩師役で登場した山口崇は久しぶりに見て驚いた。内容はコメディではあるが、三谷作品の中では真面目な部類に入る感じがした。

劇場公開日 2019年9月13日



>>記憶にございません!のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-き
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-11

ロボコップ

★★★(3.0)
wロボコップ
鑑賞No:00270
原題:Robocop
製作:1987年/アメリカ/103分
監督:ポール・バーホーベン
出演:ピーター・ウェラーマーフィ/ナンシー・アレン

近未来のデトロイト。多発する犯罪に対処するため、警察の経営権は民間の巨大企業オムニ社にたくされ、オムニ社は人間の警官にかわるサイボーグの開発を進めていた。そんなある日、デトロイトの警察に転任してきたばかりの警察官マーフィは、凶悪犯のクラレンス一味を追ってアジトに乗り込むが、逆に惨殺されてしまう。オムニ社は早速マーフィをロボコップとして復活させ、次々と犯罪者を取り締まっていく。しかし、ふとしたきっかけでマーフィとしての過去を知ったロボコップは、自分を殺したクラレンスへ復讐を誓うが・・・・。

今やアメコミの映画化は後を絶たず、1作で終らず、次々と続編もできるので、個人的にあまり承知していないアメコミヒーロー全盛の映画界に最近は満腹感一杯だ。ところで本作。これはアメコミヒーロー物ではない。でもなぜか、ロボコップの登場は、それまでアメコミヒーローとして名を馳せていたスーパーマンやバットマンとは違う変身ものとして強烈なインパクトがあり、たとえば後年映画化されるアイアンマンやスパイダーマンなどのヒットの潜在的きっかけになったのではないかとの気さえする。話は殉職した警官がロボコップとして復活し、無敵のヒーローとして悪者をやっつけるといった、昔ながらの勧善懲悪ものそのものだが、ヒーローでありながら、一人の弱い人間としての側面も見せるので、そこが堪らないのかもしれない。

劇場公開日 1988年2月11日



>>ロボコップのキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-10

ロックアップ

★★★(3.0)
wロックアップ
鑑賞No:00269
原題:Lock-Up
製作:1989年/アメリカ/109分
監督:ジョン・フリン
出演:シルベスター・スタローン/ドナルド・サザーランド

模範囚フランク・レオンは、仮出所の日々を婚約者メリッサと過ごし、刑期も後6カ月に迫っていた。ところがある日、服役中の刑務所に戻ってきたフランクは、深夜突然の襲撃をうけ、護送車に乗せられ、5000人の凶悪犯がひしめくゲートウェイ刑務所に運び込まれる。そしてここの所長ドラムグールは、フランクヘ陰険な復讐を開始する・・・・。

脱獄がテーマのようなイメージがあるが、脱獄よりも刑務所内での陰湿な所長による虐めが中心。虐めによりフランクは肉体的にも精神的にも追い詰められ、脱獄せざるを得ないのも所長の策略だった。そんな悪の権化のような所長役をドナルド・サザーランドが見事に演じきっている。この好演があってこそ、スタローンも輝いて見えるというものだ。

劇場公開日 1989年12月2日



>>ロックアップのキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-09

ロッキー5/最後のドラマ

★★+(2.5)
wロッキー5
鑑賞No:00268
原題:Rocky V
製作:1990年/アメリカ/105分
監督:ジョン・G・アビルドセン
出演:シルベスター・スタローン/バート・ヤング

ソ連のリングで強敵ドラゴを倒したロッキー。しかし帰国後に脳障害が発覚し、彼はボクサー引退を決意。さらにその後、破産へと追い込まれ、トレーナーとして働くことになる。やがてロッキーは若手ボクサー、トミーの育成に乗り出し、彼を鍛え上げる。トミーは試合で勝利するが、次第に人が変わっていく。ロッキーはそんなトミーと路上で闘うことに・・・・。

言わずと知れた人気シリーズ「ロッキー」の5作目にしてシリーズ最終作と銘打った作品(しかしながら、その後もロッキー作品は製作されるが・・・)。ただし、本作ではロッキーは引退しており、ファイターとしてリングには立たない。これは年齢的にも無理があるので納得はするが、本作は指導者としてのロッキーを描いている。よって、これまでのシリーズ作品と比べると盛り上がりには欠ける。やはり、4作目で打ち止めとするべきだったか?

劇場公開日 1990年12月7日



>>ロッキー5/最後のドラマのキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-08

新聞記者

★★★★(4.0)
w新聞記者
鑑賞No:02958
製作:2019年/日本/113分
監督:藤井道人
出演:シム・ウンギョン/松坂桃李/本田翼/岡山天音

東都新聞の記者・吉岡エリカのもとに、医療系大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届く。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、強い思いを秘めて日本の新聞社で働く彼女は、真相を突き止めるべく調査に乗り出す。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原は、現政権に不都合なニュースをコントロールする任務に葛藤していた。そんなある日、杉原は尊敬するかつての上司・神崎と久々に再会するが、神崎はその数日後に投身自殺をしてしまう。真実に迫ろうともがく吉岡と、政権の暗部に気づき選択を迫られる杉原。そんな2人の人生が交差し、ある事実が明らかになる・・・・。

東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案にしたオリジナルストーリー。第43回日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめ、W主演のシム・ウンギョンと松坂桃李もそれぞれ最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞を受賞している。アカデミー賞絡みでみると、最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンは韓国出身の女優。本家の米国アカデミー賞の作品賞では「パラサイト 半地下の家族」が受賞するなど韓国映画の躍進が目立った年となった。内容的には、2016年(第88回)アカデミー作品賞を受賞している「スポットライト 世紀のスクープ」に近いストーリー。ただし、「スポットライト 世紀のスクープ」の方は数々の困難を乗り越え、スクープを勝ち取るサクセスストーリーとなっており、緊迫した内容ながら全体的に明るい。一方、「新聞記者」の方も同様にスクープには成功するが、それを抹殺する巨大な圧力がかかってきて、結末は明らかにされずに終わるという、少々消化不良感が残るエンディング。また、「スポットライト 世紀のスクープ」に比べ、全体的に暗く、悲壮感が全体的に漂っており、巨大権力の凄まじさを体感する。さらに現実の社会との類似点の多さに、決して虚構ではないだろうと思わざるを得ない内容である。

劇場公開日 2019年6月28日



>>新聞記者のキャスト一覧を見る

  1. 邦画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-07

ロッキー4/炎の友情

★★★+(3.5)
wロッキー4
鑑賞No:00267
原題:Rocky IV
製作:1985年/アメリカ/91分
監督:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン/タリア・シャイア

ロッキーと妻のエイドリアンは結婚9年目を迎え、一人息子とともに豊かで幸せな日々を送っていた。そんなある日、ソ連のアマチュア・ヘビー級チャンピオン、ドラゴが渡米し、ロッキーとの対戦を望んでいるとのニュースが流れる。それを見たロッキーのかつての宿敵で今は親友のアポロが代わりに対戦したいと申し出る。やがてドラゴとアポロの対戦が決まり、盛大に試合が行われるが、強靭な肉体を持つドラゴの前にアポロは破れ絶命してしまう。復讐の念に燃えたロッキーはドラゴと対戦することに・・・・。

今までのシリーズはどちらかというと栄光を掴むための闘いだったが、今回は親友の復讐ということで趣が大きく変わってストーリーとしては面白かった。ただ、対戦相手をソ連とし、敵地ソ連に赴いての試合ということで、最初ソ連では敵意むき出しだが、試合終了後は拍手喝采という、いわゆる当時の冷戦終結をイメージさせる演出に少々わざとらしさは感じぜずにはいられなかった。それでも、対戦相手を演じたドラゴ役のドルフ・ラングレンがいかにもサイボーグのような強いイメージがあり、これに立ち向かうロッキーとの壮絶な試合は結構盛り上がる。「3」までのシリーズとはチョット番外編的な感はあるが、ボクシング映画としては十分楽しめる。

劇場公開日 1986年6月7日



>>ロッキー4/炎の友情のキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-06

ロッキー3

★★★+(3.5)
wロッキー3
鑑賞No:00266
原題:Rocky III
製作:1982年/アメリカ/99分
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/タリア・シャイア

アポロとの死闘の末、ヘビー級チャンピオンになって3年。豪邸で愛妻と愛息に囲まれて幸せに暮らすロッキーはかつてのハングリー精神を忘れつつあった。そんな中、かつてない強敵黒人ボクサー、クラバー・ラングが台頭しており、ロッキーはついにクラバーの前に倒されてしまう。さらに追い討ちをかけるようにトレーナーのミッキーが亡くなり・・・。

しがない4回戦ボーイだったロッキーが栄光の座をつかむまでを描いた「1」「2」と一転し、「3」は栄光から転落し挫折を味わいながらも、再び栄光に向って立ち直っていく姿を描いている。「3」での重要な転機はミッキーの死だが、シリーズ全体にわたって重要な役割を演じているライバルのアポロが「3」ではミッキーの跡を受けてロッキーのセコンドについたことだ。対戦相手の黒人ボクサーには、いかにも強そうでかつ憎まれ役に相応しい風貌をした俳優を配して、ラストの爽快感を高めているように感じた。今までの作品に比べ、ラストの試合シーンは短かったのでは? もう少し、チャンスあり、ピンチありの盛り上がりが欲しかった。

劇場公開日 1982年7月3日



>>ロッキー3のキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-05

ロッキー2

★★★★(4.0)
wロッキー2
鑑賞No:00265
原題:Rocky 2
製作:1978年/アメリカ/119分
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/タリア・シャイア

前作のヘビー級タイトルマッチで世界チャンピオン、アポロ・グリードは王座を守るが、この時の死闘は2人の運命を変えていく。アポロとの闘いぶりを賞賛されたロッキーは一躍ヒーローとなり、恋人エイドリアンとも結婚して豊かな生活が始まった。しかし、そんな生活も長くは続かず、頼みの綱であった精肉工場もクビになってしまう。一方アポロはロッキーとの闘いぶりに非難が集中し、ロッキーとの再戦による復讐に燃えていた・・・・。

最近特に感じる、まったく無名だった人間があるきっかけでスポットライトが当たったことで、世間やマスコミに一躍取り上げられ、ちやほやされた挙句、急に潮が引くかのように相手にされなくなるといった現象を、「2」でのロッキーは目の当たりに経験する。砂上の楼閣のような名声に奢る本人にも多少罪はあるが、特に世間を扇情するかのごとく集中して取り扱うマスコミの姿勢に改めて問題があると思う。結局ロッキーはそうした経験を糧に、本来の自分を取り戻し、最後は勝利するところは、見本にしたい部分ではないだろうか?対戦相手が「1」と同じアポロというのは新鮮味がなかったが、のちの「3」「4」でこのことは活きてくるのでよしとしたい。

劇場公開日 1979年9月1日



>>ロッキー2のキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-04

ロッキー

★★★★(4.0)
wロッキー
鑑賞No:00264
原題:Rocky
製作:1976年/アメリカ/120分
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
出演:シルベスター・スタローン/バージェス・メレディス

ロッキーは4回戦ボクサーとして日銭をかせぐ生活をしていたが、ヘビー級チャンピオンのアポロが無名ボクサーとの対戦を発表し、その対戦相手にロッキーを指名してきた。ロッキーは今のうだつの上がらない生活から抜け出すため、この思わぬチャンスに賭ける・・・。

無名のシルベスター・スタローンを一躍有名にした作品。俳優としてのスタローンと二重写しともいえる本ストーリーは大好評で、アカデミー作品賞も受賞し、以降シリーズとして5作まで製作される(「ロッキー・ザ・ファイナル」を入れると6作)。映画史に残るロードワークシーンや試合には負けるがラストで恋人のエイドリアンの名を呼び続けるシーンは忘れがたい感動シーンである。

劇場公開日 1977年4月16日



>>ロッキーのキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-03

ロストボーイ

★★(2.0)
wロストボーイ
鑑賞No:00263
原題:The Lost Boy
製作:1987年/アメリカ/97分
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:ジェイソン・パトリック/コリー・ハイム

サムと兄のマイケルは、どこにでもいる普通のティーンエージャー。二人は母親と、カリフォルニア州サンタ・カーラに移り住む。一見のどかな町だが、ここで二人の生活に異変が。マイケルも近頃は別人のよう。別人というより、人でないものに変わっていくような・・・・。

いわゆるバンパイア映画だが、コメディ色が強く、怖さはない。また、バンパイアに立ち向かうのは少年たちということで荒っぽい攻撃や残忍さもない。バンパイアは意外と簡単に少年たちに倒されるので、ちょっと肩透かしを食らったよう。バンパイアのリーダーを演じているのは若き日のキーファー・サザーランド。脇役ながらさすがに存在感を出していた。コリー・フェルドマンも共演しており、「スタンド・バイ・ミー」を思い出す。

劇場公開日 1987年8月8日



>>ロストボーイのキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-02

パラサイト 半地下の家族

★★★★+(4.5)
wパラサイト 半地下の家族
鑑賞No:02957
原題:Parasite
製作:2019年/韓国/132分
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ/イ・ソンギュン

キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく・・・・。

2020年(第92回)アカデミー賞で、外国語映画として初めて作品賞に輝いた作品。本作は作品賞以外に監督賞、脚本賞、国際映画賞も受賞し、4冠に輝いた。アカデミー作品賞といえば、重厚な人間ドラマや社会派ドラマなどが受賞しやすいといわれてきたが、今年は違った。英語以外の外国語の作品賞受賞は92年間のオスカーの歴史で画期的なことであり、一見、アカデミー賞には不向きとも思われるコメディー調のサスペンスまたはスプラッター映画ともいえる残虐作品の受賞には正直驚いた。韓国の格差社会を描いた作品と言われているが、冒頭からなんかコミカルな感じで、貧困による格差社会の真の現実は迫ってこない。邦画で「万引き家族」という作品があったが、そんな感じの作品に近い。どちらかというと格差社会よりも家族の結束の強さが象徴的。ただ、前半は面白いように上流家庭にパラサイトしていき、中盤はその計画が瓦解していく様にハラハラさせられたが、惜しむらく、終盤の過激な暴力・殺戮シーンは予想外で、これまた良くも悪くも驚かされる。ただ、伏線も見事に張られていたが、キーパーソンと思われた男の子は全く関係なかったのは残念。また、終わり方にも消化不良感が残る。

劇場公開日 2020年1月10日



>>パラサイト 半地下の家族のキャスト一覧を見る

  1. 洋画-は
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2020-03-01

ロジャー・ラビット

★★★+(3.5)
wロジャー・ラビット
鑑賞No:00262
原題:Who Framed Roger Rabbit
製作:1988年/アメリカ/104分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ボブ・ホスキンス/クリストファー・ロイド

1947年ハリウッド。ロサンゼルスの東部のどこかにアニメーションの登場人物の住む町トゥーンタウンがあった。この町の人気者ロジャーはある仕事に失敗し、それ以降仕事に身の入らない状態になっていた。心配した社長のマルーンは探偵を雇い、ロジャーの妻で官能釣なジェシカを尾行させる。彼はジェシカと彼女の愛人だという噂のマーヴィン・アクメの2人の信用をおとすような写真を撮る。ところがそのマーヴィンが何者かによって殺されてしまい、ロジャーが第1容疑者にされてしまう・・・・。

今となっては当たり前のような映像技術だが、当時の映像技術としては驚異に値する。それぐらい、自然で違和感ないくらい実写とアニメが見事に融合した作品。ストーリー的にも子供向けというより大人向けで、単なるアニメ作品ではない。大人も楽しめる、しっかりした内容でサスペンス色もある。

劇場公開日 1988年12月3日



>>ロジャー・ラビットのキャスト一覧を見る

  1. 洋画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)