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2015-07-22

バンクーバーの朝日

★★+
バンクーバーの朝日
鑑賞No:02681
製作:2014年/日本/132分
監督:石井裕也
出演:妻夫木聡/亀梨和也/勝地涼/上地雄輔

1900年代初頭、新天地を夢見てカナダへと渡った多くの日本人が、過酷な肉体労働や貧困、差別という厳しい現実に直面する。日本人街に誕生した野球チーム「バンクーバー朝日」は、体格で上回る白人チーム相手に負け続け、万年リーグ最下位だった。ある年、キャプテンに就いたレジー笠原は、偶然ボールがバットに当たって出塁できたことをきっかけに、バントと盗塁を多用するプレースタイルを思いつく。その大胆な戦法は「頭脳野球」と呼ばれ、同時にフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜く彼らの姿は、日系移民たちに勇気や希望をもたらし、白人社会からも賞賛と人気を勝ち取っていくが・・・・。

1914~41年、戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話の映画化。実話が基になった作品なので、かなり感動できるだろうと期待していたのだが、思ったほどではなかった。実話ゆえ逆に事実に忠実に製作したからかもしれないが、ストーリー展開や結末はありきたり、予想通りで、意外性に乏しく、感動し損なった感が強い。また、カナダにおける日本人への差別の現実を多く描いているが、それが暗く、緩慢なストーリーにさらに拍車をかけて全体的に冗長感を増長していた。後半はやや明るくなって盛り上がってくるが、やはりラストは重苦しい現実で終るため、後味はあまり良くない。

劇場公開日 2014年12月20日


  1. 邦画-は