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2017-08-08

本能寺ホテル

★★★+(3.5)
w本能寺ホテル
鑑賞No:02869
製作:2017年/日本/119分
監督:鈴木雅之
出演:綾瀬はるか/堤真一/濱田岳/平山浩行

勤務先の会社が倒産し、職を失った繭子は、恋人の恭一からプロポーズされ、周囲の後押しを受けて婚約を決意。恭一の両親の金婚式を祝うため京都を訪れるが、手違いによって予約していたホテルに泊まることができず、偶然たどり着いた路地裏の「本能寺ホテル」にチェックインする。すると彼女は、いつの間にか奇妙な寺の中に迷い込んでおり、そこは天下統一を目前にした名将・織田信長が滞在する1582年の本能寺だということが判明する。訳がわからないまま本能寺ホテルと安土桃山時代の本能寺を行き来し、信長や信長に使える小姓・森蘭丸と交流を深めていく繭子だったが・・・・。

綾瀬はるか、堤真一、鈴木雅之監督という「プリンセス トヨトミ」のメインキャスト&スタッフが再結集して描かれたオリジナルの歴史ミステリー。ホテルと本能寺(それも本能寺の変の前日)が時空を超えてつながっているという設定は、たとえば「テルマエ・ロマエ」での設定に似た感じだったが、この手の設定が最近多くなってきたなぁ、その割にどの作品も納得のいく説明というか必然性がないのが残念。本作も「本能寺の変」という、日本の歴史の中でもネームバリューの大きい出来事に依存している部分が大きいような気がしたが、歴史は変えられない(変える場合は、その影響の説明が必要になるため)ので、ストーリーの展開に限界があり、設定が奇想天外でも、ストーリーには意外性が無かった。主人公の繭子が信長に明智の謀反を告げた時点では、本人もつぶやいたように「歴史を変えた」ので、その後の展開に俄然興味を持ったが、結局は信長は謀反が起こることを知りながら逃げないという不自然さを残してつじつまを合わせようとしたところがちょっと残念だった。唯一、面白かったのは、信長が自分亡きあとの後継者として秀吉を指名し、秀吉宛ての手紙を送ることで、秀吉の中国大返しの謎を解いた点。ただし、もし、実際に映画のようなことが起こっていた場合、信長が後継者に秀吉を指名したとはまず思えないという気はするが・・・。たとえ本能寺の変で信長が死ななかったとしても、歴史上から消えていれば歴史は変わることが無いので、たとえば本能寺の変で死なずに繭子とともに現代にタイムスリップして、信長が望んでいた世の中になっていたかどうかコメントさせてみても面白かったのではないかとふと思った。

劇場公開日 2017年1月14日




(キャスト一覧)
あ-綾瀬はるか
つ-堤真一
は-濱田岳
綾瀬はるか
(倉本繭子)
堤真一
(織田信長)
濱田岳
(森蘭丸)

ひ-平山浩行
た-田口浩正
た-高嶋政宏
こ-近藤正臣
か-風間杜夫
平山浩行田口浩正高嶋政宏近藤正臣風間杜夫

や-八嶋智人
ひ-平岩紙
う-宇梶剛士
い-飯尾和樹
か-加藤諒
八嶋智人平岩紙宇梶剛士飯尾和樹加藤諒
  1. 邦画-あ
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