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2019-12-31

スポットライト 世紀のスクープ

★★★★+(4.5)
wスポットライト 世紀のスクープ
鑑賞No:02946
原題:Spotlight
製作:2015年/アメリカ/128分
監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ/マイケル・キートン

2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは強気に押し切っていく。こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。そして地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが・・・・。

実話を基にした、新聞記者たちのジャーナリズム魂と不屈の執念を描いた実録サスペンス。第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞2冠に輝いた。神父による衝撃的なスキャンダル事件がテーマにも関わらず、ドロドロした雰囲気は一切感じられない作品。それは真実を追求する記者たちの信念に依るものだろう。その一途な思いが高じて意見が分かれたり対立したりはするが、それはその時だけで、後には残らないため、不愉快な気持ちにはならず、爽やかに最後まで観れる。また、登場人物は皆、基本紳士的な言動なので嫌みもない。だからといって不快感がないわけではない。不快感は個々人に対してではなく、協会という一種独特で特別な組織の持つ得体の知れない強大な権力に対して行きようのない憤りが感じられるのだ。これは実話なので、なおさらである。それ故、事件をスクープしたときは拍手喝采、大いに盛り上がるかと思ったが、残念ながらそれは無く、最後まで大人げある、紳士的な映画だった。

劇場公開日 2016年4月15日




(キャスト一覧)
マーク・ラファロ
マイケル・キートン
レイチェル・マクアダムス
マーク・ラファロ
(マイク・レゼンデス)
マイケル・キートン
(ウォルター・“ロビー”・ロビンソン)
レイチェル・マクアダムス
(サーシャ・ファイファー)

リーヴ・シュレイバージョン・スラッテリーブライアン・ダーシー・ジェームズビリー・クラダップスタンリー・トゥッチ

ジェイミー・シェリダンモーリーン・キーラーポール・ギルフォイルレン・キャリオーニール・ハフ

マイケル・シリル・クレイトンローリー・ハイネマンティム・プロゴシュリチャード・ジェンキンス
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