FC2ブログ

2012-12-02

一命

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02309
製作:2011年/日本/126分
監督:三池崇史
出演:市川海老蔵/瑛太/満島ひかり/役所広司


江戸時代初頭。大名の御家取り潰しが相次ぎ、仕事も家もなくし生活に困った浪人たちの間で“狂言切腹”が流行していた。そんなある日、井伊直孝の大名屋敷に津雲半次郎という初老の浪人が現れ、切腹のため玄関先を貸して欲しいと申し出る。応対に出た井伊家家老の斎藤勘解由は、かつて井伊家に狂言切腹に訪れ、実際に腹を切らされた若い武士・千々岩求女の死に様を、津雲に話し始めると・・・。


前半の、異様な緊迫感・緊張感には思わず見入ってしまった作品。瑛太演じる千々岩求女が狂言切腹を見透かされ切腹に追いやられるシーン、その後現れた市川海老蔵演じる津雲半次郎が真相を話し始めるまでは息をも飲む緊張したシーンの連続で、全体を通して暗い映像もミステリアス性を醸し出していて非常によかった。それだけに、真相を語り始め、回想シーンに入ってからは普通のありふれた時代劇のストーリーになってしまい、そのつまらなさにはがっかりさせられた。途中から完全に結末が読めるストーリーで、切ない内容だけに救いのないむなしさだけが残る作品となった。


  1. 邦画-い